ライター : Temi

塩釜焼きとは

塩釜焼きは、パーティーやお祝いの席で歓声があがりそうな、豪華な見た目が特徴です。食材を塩と卵白で厚く覆って、蒸し焼きにしています。古くから日本で親しまれていた塩釜焼きですが、なんと戦国時代から食べられていたんですよ。 当時の日本にはまだ冷蔵庫がなかったので、塩釜焼きは「保存」が目的とされていました。海辺でとれた魚を内陸部に届けるときにも利用したりと、まさに先人の知恵です。これがだんだんと形を変え、今ではお祝いの席やパーティーで振舞われるようになりました。魚だけでなく、肉の塩釜焼きのレシピもたくさん見つけることができます。

【定番】鯛の塩窯焼きのレシピ

塩釜焼きの定番、鯛の塩釜焼きです。鯛はおめでたいお祝いの席でもよく使われるので、それと同様に鯛の塩釜焼きもおめでたい席でテーブルに並ぶこともあります。卵白を合わせた塩を鯛にのせていくのですが、ポイントは塩を鯛の間に、昆布を並べること。こうすることで、塩がふれる面積が少なくなるので、ほどよい塩味になります。

塩釜焼きがしょっぱくならないためのコツ

1. かたまりを使う

塩釜焼きをやるとき、食材は必ず大きなかたまりのものを使ってください。特に肉を使って作る場合は、薄めの肉を選ぶと、塩が全体に染み込んでしまい、しょっぱくなってしまう原因になるので注意!

2. 時間をかけない

食材に塩をつけ始めたら手早く仕上げましょう。時間をかけて食材に塩をつけると、どんどん食材に塩が染み込んでしまいます。素早く塩をつけたら、すぐに加熱することで、余分に塩が染み込むのを防いで!

3. 食材と塩の間にしそをはさむ

最初は、塩釜を成形するのに時間がかかって不安な方は、塩と食材の間にしそを挟んでみましょう。しその香りで、魚や肉の臭みも抑えられるので一石二鳥♪ 塩釜焼き初心者さんや一度失敗したことがある方におすすめの方法です。

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