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どうせならおいしく食べたい♪カツオを徹底解剖!
鰹節やたたきにして食卓に並べられることの多いカツオは、私たちにとって身近な食材ですよね。でも、みなさんカツオの旬ってご存知ですか?また「初鰹」や「戻り鰹」という言葉を聞いたことがありますか?実は、カツオにはまだまだ知らないことがたくさんあるのですよ。
ここでは、カツオの旬やおいしい見分け方まで、カツオを徹底解剖します。カツオの魅力にどっぷりハマってくださいね。カツオをおいしく食べることのできるレシピもご紹介しますよ♪
カツオの旬は2回ある!
カツオは春と秋の2回旬を迎える魚です。1年に2回も旬のカツオを味わうことができるなんて、とってもうれしいですよね。これには、カツオが回遊魚であることが大きくかかわっているのですよ。
カツオは温かい海を好む魚で、回遊しながら小魚などを食べて生息しています。春になるとエサを食べに北上します。カツオの回遊に合わせて漁がおこなわれるため、地域によって漁獲期間が異なります。
3~5月にかけてに水揚げされた「その年初めての」カツオのことを「初鰹」と言います。9月からは、カツオは逆戻りし始めます。戻ってきたカツオを、「戻り鰹」と呼ぶんです。
高知での旬はいつ?
高知では、3〜4月の初鰹と、しっかりと肥えた10〜11月の戻り鰹が絶品です。カツオのたたきは、初鰹が旬を迎える時期に食べてももちろんおいしいですが、より脂が感じられる10〜11月の戻り鰹がおすすめ!
こんなに違うの!?「初鰹」と「戻り鰹」の特徴
初鰹と戻り鰹で、味わいにはどのような違いがあるのでしょうか。
初鰹は脂が控えめで比較的さっぱりとしているのに対し、戻り鰹は脂肪を蓄えてコクのある味わいです。戻り鰹は別名、「とろ鰹」とも呼ばれているのですよ。赤色をした初鰹に比べて、ややピンク色をした戻り鰹の身は見た目からも脂がのっているのがわかります。ちなみに戻り鰹の脂肪含有量は初鰹の約10倍程にもなるそうです。
鹿児島あたりで獲れる初鰹は、まだ脂がのっていない為にかつお節などの加工品に利用されることが多いです。一方、脂がのっている戻り鰹は刺身やたたきにして食べられることが多いですね。
知らなきゃ損!おいしいカツオの見分け方
せっかく買うなら、新鮮でおいしいカツオを選びたいですよね。ここでは新鮮なカツオを見分けるポイントをご紹介します。
まずは、一匹まるごと売られていた場合です。縞模様(しまもよう)がはっきりしていて、目が澄んでいるカツオを選ぶようにしましょう。また、よく太って身が締まっているカツオはおいしい証拠ですよ。さらに、身の色が見える場合には、鮮やかな赤紅色のものがおすすめです。
次は、切り身の状態で売られている場合です。鮮明な赤い色のカツオは鮮度がいい証拠ですよ。皮と身の間に脂肪が多くあるものはおいしく食べることができるのでおすすめです。切り口が虹色に光っているものは鮮度がよくないので、できるだけ避けるようにしましょう。
おすすめの食べ方をご紹介!カツオの人気レシピ5選
これから、「初鰹」と「戻り鰹」の特徴を生かした人気レシピをご紹介します。どれもカツオのおいしさを存分に味わえるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
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