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18. ミソが濃厚。伊勢海老のにんにくしょうゆパスタ

伊勢海老で作るパスタのレシピで、ソースはクリームやトマトではなく、オイルパスタ風に。海老を白ワインで蒸し煮にして身を外し、頭のミソとパスタのゆで汁を合わせ、ソースを作るのがポイントです。しょうゆの香ばしさとにんにくの風味が効いた、おいしいパスタができます。

伊勢海老の鮮度をなるべくキープする保存方法

伊勢海老をすぐに調理できない場合は、適切な保存方法で可能な限り鮮度をキープしましょう。生きている伊勢海老は、氷水を張った大きなボウルに15分以上沈め、氷締めしてから冷蔵保存します。

伊勢海老は空気に触れると傷むため、ラップを何重にも巻き、フリーザーバッグに入れて冷蔵してください。冷蔵で1~2日保存できます。冷凍すると3~4週間保存が可能ですが、生食ができなくなるのが注意点です。冷凍伊勢海老を食べる際は、流水で15分以上、もしくは氷水に1時間浸して解凍してください。

伊勢海老の頭、殻、足をだしとして活用する方法

伊勢海老の頭や殻、足は煮ると旨味がでます。伊勢海老をお造りや焼き物にして煮込む調理をしない場合は、頭や殻、足を捨てずに活用しましょう。

和風だしを作る場合は、頭を縦半分に切って旨味が出やすい状態にしてください。頭、殻、足を一緒に鍋に入れ、かぶるくらいの水と一緒に10分ほど煮ます。アクを取りながら煮ると雑味のない和風だしの完成です。みそ汁用のだし汁として作っておくと便利ですよ。

洋風だしを作る場合は、頭、殻、足をすべて厚手の調理袋に入れてからタオルで包み、めん棒で砕きます。香味野菜と一緒に炒めてからコンソメスープでじっくり煮込み、こし器でこせば洋風だしの完成です。生クリームを加えるとビスクとしていただけます。

いろいろなレシピで豪華な伊勢海老料理を堪能!

伊勢海老は祝いごとに用いられることが多い大型の海老です。その名のとおり伊勢湾を擁する三重県と、房総半島に位置する千葉県が2大産地として有名。よくロブスター(オマール海老)と比較されますが、伊勢海老は価格がロブスターの2~3倍もします。

普段はめったに口にすることがない、レアで高級な食材ですよね。そんな伊勢海老が手に入ったら、この記事で紹介したレシピを参考にして、ぜひおいしい料理を作ってみてください。

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