ライター : 菅 智香

育児料理アドバイザー

宮城県の郷土料理「芋煮」とは?

Photo by 菅 智香

宮城県の郷土料理「芋煮」は、里芋を豚肉、大根、にんじん、白菜、長ねぎ、こんにゃくなどの具材と一緒に鍋で煮込んだ料理です。山形県の牛肉を加えるしょうゆ味がベースの芋煮とはまた違った味わいですよ。

始まりは秋の稲刈り時期と里芋の収穫期が重なる時期におこなわれた鍋料理をふるまう習慣という説や船頭が舟着き場で鍋を囲んで舟を待ったことに由来するという説があります。

みそベースの煮汁で加熱した里芋はほっくりとした食感で絶品です。我が家では家族全員が大好きな味ですよ。

ほっこり。宮城の「芋煮」の作り方

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調理時間 25
宮城県風の芋煮のレシピをご紹介します。里芋をはじめとする具材をたっぷり入れるので、このひと品で家族全員が大満足!みそのやさしい味わいは心も身体も温まりますよ。

材料(2人分)

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宮城の「芋煮」を作る際のコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 里芋は必ず使い、具沢山にする
  2. みそベースの味にする
宮城県風の芋煮には里芋が欠かせません。里芋は必ず用意してください。ほかにも季節の食材をふんだんに入れ、具沢山にするとよりおいしくなりますよ。

宮城県風の芋煮の特徴はみそをベースの煮汁です。みそを溶き入れ、やさしい味に仕上げてください。

作り方

1.里芋を切る

白い皿にのったカット済みの里芋

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里いもは皮をむき、大きいものは半分に切ります。

2.こんにゃくを下ゆでします。

白い皿にのった下処理したこんにゃく

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こんにゃくはひと口大にちぎり、2~3分ゆでて水気を切ります。

3.大根とにんじんを切る

カット済みの大根とにんじん

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大根とにんじんは皮を剥きます。厚さ1cm程度の輪切り、もしくはいちょう切りにします。

4.ごぼうを切る

カットしたごぼう

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ごぼうはたわしで汚れを落とし、包丁の背でこするように皮をこそげ取ります。ボウルに水(分量外)を入れてごぼうをささがきにして入れます。5分水に浸けたままにし、水気を切ります。

5.白菜を切る

白い皿にのった白菜

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白菜は小さめのひと口大に切ります。

6.豚バラ肉を切る

食べやすい大きさに切った豚バラ肉

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豚バラ肉を食べやすい大きさに切ります。

7.しめじを小房に分ける

白い皿に盛られたしめじ

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しめじの石づきを切り落とし、小房に分けます。

8.煮汁を加熱する

黒い鍋に入った煮汁

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水とめんつゆを鍋に入れてひと煮立ちさせます。

9.具材を加える

黒い鍋に入った加熱前の芋煮

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豚バラ肉、里芋、こんにゃく、にんじん、大根、しめじを加えます。

10.煮込む

黒い鍋に入った白菜を入れる前の芋煮

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ひと煮立ちしたら弱火にし、アクを取り除きます。蓋をしてそのまま里芋がやわらかくなるまで10分程度加熱します。

11.白菜を加える

完成した芋煮

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白菜を加えて3分煮ます。みそを溶き入れて完成です。

よくある質問

宮城県の「芋煮」と豚汁の違いは何ですか?

芋が違います。豚汁の場合はじゃがいも、芋煮は里芋を使います。

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