ライター : ☆ゴン

煮崩れしない!里芋入り豚汁を作るコツ

調理するまえに里芋を下ごしらえする

土がついたままの里芋はタワシできれいにこすり洗いし、ザルにあげてしっかりと乾かすか、ふきんで水気を拭き取ってから包丁で皮をむきます。里芋が濡れたままだとぬめりで手がすべりやすく、包丁で手を切る危険性があるためです。

皮をむいたらボウルの中やまな板の上などで、里芋に塩をかけてから手で転がすようにこすります。そのあとに塩がついたまま沸騰したお湯に入れ、中火で5~7分ほど下ゆで。水を張ったボウルに移してよく洗ってぬめりを取り、ザルにあげて水切りしたら完了です。

調理中に里芋を入れるタイミング

煮くずれを防ぐためにもほかの具材を先に煮て、下ゆでした里芋は途中で加えるようにしてください。ほかの具材がある程度煮えてから、時間差をつけて里芋を加えることで、煮えすぎないようにするのです。

時間がなくて下ゆでせずに使う場合や、里芋を油で炒める場合は、そのままだし汁に投入しても構いません。ただし、生のままではどうしてもぬめりが出て、雑味の原因になったり、里芋に味が染み込みにくくなるため、なるべく下ゆでしてから使うほうが豚汁の味もよくなります。

里芋の基本的な下ごしらえ方法を紹介しましたが、このほかにレンジで加熱したり、皮ごとゆでる下ごしらえの方法もあるので、興味のある人は下記、または巻末の記事を参考にしてください。

おいしい里芋入り豚汁の人気レシピ12選

1. 具だくさんでオーソドックスな「豚汁」

里芋が入った豚汁の基本ともいえる、定番の作り方です。里芋のほかにも、大根やにんじん、ゴボウなどの根菜をたっぷり入れて作ります。食材をごま油で炒めることでアクを抑えて、香ばしく風味豊かな豚汁が完成。豚汁の基本的な作り方のレシピで、特に初心者におすすめしたいです。

2. 甘酒が入って身体が温まる「まろやか豚汁」

甘酒を加えることで、まろやかな味わいの豚汁ができます。里芋のほかに大根や板こんにゃくなども入っていて、甘酒のおかげで身体がポカポカと温まるような豚汁。濃厚な味噌汁にやさしい甘みもプラスされて、どこかホッとするような味わいで、お好みで七味をかけてもおいしいですよ。

3. 合わせ味噌とはひと味違う「白みその豚汁」

甘酒入りの豚汁に負けず劣らず、やさしい味わいを楽しめるのが白味噌の豚汁です。レシピでは具材を炒める工程を省いているため、手間いらずでより簡単に豚汁を作ることができます。合わせ味噌の豚汁に慣れている人も、一度白味噌の甘くてまろやかな味わいを試してみてください。

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