ライター : macaroni_repro

ビールのおつまみとしても最高!

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
みじん切りやすりおろして使うことが多いにんにくですが、油で揚げるとじゃがいもみたいにほくほくの食感になり、ビールのつまみに最高なんです!
「にんにくは皮をむいて揚げるよりも、皮つきのまま弱火でじっくり揚げるほうが美味しくなります。皮に包まれているので蒸し焼きのようにやさしく火が通り、にんにくの甘みを引き出すことができるんですよ」と教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさん。
さっそく作り方を教えてもらいました。

じっくり揚げてほくほく!「揚げにんにく」のレシピ

1)にんにくは1片ずつにばらして、薄皮を2~3枚残してむく

「にんにくを丸ごとかたまりのまま揚げるレシピもありますが、1片ずつバラしてから揚げるほうが、揚げ上がりの状態がわかりやすいのでおすすめ。薄皮は外側の乾いてかたくなった部分だけむき、根元の軸は切り落とさずついたままでOK」

2)フライパンににんにくと揚げ油を入れて、火にかける

フライパンににんにくを入れてサラダ油をひたひたになるまで注ぎ、中火にかける。気泡がふつふつと出てきたら、弱火にする。
「油はたっぷり使わなくても揚がります。好みでフレッシュのローズマリーなど、ハーブを加えると香りがつきます。ハーブは香りが出てきたら焦げるまえに取り出しましょう」

3)気泡と音が小さくなるまで、じっくり揚げる

ときどき箸で返しながら、写真のように皮がうっすら茶色になり、揚げ始めよりも気泡が細かく、揚げている音がプチプチと小さくなったら、揚げ油から引き上げる。
「揚げている途中でパチンッ!と弾けることがあるので注意してください。揚げ上がりは時間を目安にしないで、目と耳で見極めましょう。箸で持つとやわらかくなっているかわかるので、確かめてみて」

これがにんにく!? 香ばしくてほくほくの食感

揚げたてのにんにくの皮を少しめくってみると、ほんのり焦げ目がついていて美味しそうです。「皮つきのまま食べてみて」とすすめられ、粒の大きなゲランドの塩をふってほおばると、じゃがいもみたいにほくほくして甘い……。パリパリした皮も香ばしさを引き立てています。これはビールがすすみます!
にんにくの実は粗くつぶして、焼き肉や魚のソテー、野菜のグリルにつけても美味しいそうです。また、揚げたあとの油はガーリックオイルになっているので、ドレッシングやパスタに使っても。

今回使った食材はこちら

青森産 皮付きにんにく
通年出回っているが、春から初夏にかけて旬をむかえ、新にんにくが登場する。皮が白色で実がふっくらとしているものが新鮮。鮮度が落ちてくると、黒ずみやひび割れ、切ったときに緑色の芽が出てくるので避ける。
提供元:
▼その他、にんにくを使った絶品レシピはこちら

編集部のおすすめ