ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

グリーンカレーの本格レシピ

Photo by shucyan

グリーンカレーの最大のポイントは、スパイスの風味です。グリーンカレーペーストをお使いになるときは、必ずじっくりと炒めて水分を飛ばすことで香りを出すことです。 ココナッツミルクの量でピリッと加減を調節して、甘みがお好きな方は砂糖を適量加えてください。最後にバジルかパクチーを飾って、香り高く美しく仕上げましょう。

材料(2~3人分)

Photo by shucyan

・サラダ油        大さじ2杯 ・鶏もも肉        150〜200g ・グリーンカレーペースト 35g ・なす          1本 ・水煮タケノコ      100g ・パプリカ(赤・青)   1/2個 ・鶏がらスープ      120cc ・ココナッツミルク    200cc ・ナンプラー       大さじ1杯 ・こぶみかんの葉     数枚 ・バジル         数枚 ・塩コショウ       少々

作り方

1.鶏肉と野菜は、食べやすい大きさにカットしましょう。ナスはゴロッとした乱切りに。

Photo by shucyan

2. 鶏肉に、塩コショウで軽く下味をつけます。

Photo by shucyan

3. 鍋にサラダ油を入れ、鶏肉を皮目から中火にかけます。

Photo by shucyan

4. ほんのりと色付いたら鶏肉を返し、グリーンカレーペーストを加えて炒めます。

Photo by shucyan

5. 香りが立ってきたら、油と馴染みが良いナスを加えて中火でよく炒めます。

Photo by shucyan

6. 水煮のタケノコを投入。水分を飛ばすために、しっかりと炒めます。

Photo by shucyan

7. 鶏がらスープを加え、ひと煮立ちさせたらパプリカも加えます。

Photo by shucyan

8. この時点で、ココナッツミルクを加えます。

Photo by shucyan

9. こぶみかんの葉を加え、弱火で3~5分ほど煮込んでください。強火だとココナッツミルクが分離してしまうので注意しましょう。味見をして塩コショウやお砂糖を加えて最終調整。充分にこぶみかんの香りが馴染んだら器に盛り、バジルを飾って完成です!

Photo by shucyan

グリーンカレーを作るコツ

具材には何を入れる?

ダントツ人気は、鶏肉とナスやパプリカなどのお野菜。チキンの代わりには、缶詰のシーチキンもおすすめです。お野菜のなかでは、洋風のカレーでは使われないタケノコも脇役の定番。エビやイカなどの魚介類も人気ですね。 日本のカレーにはジャガイモがよく使われますが、東南アジアが原産で、辛味とは対照的な甘味を持つカボチャがおすすめです。
▼グリーンカレーには、こんなものもいかが?

野菜はしっかりと炒める

お肉や野菜を加熱する際にグリーンカレーのペーストを入れて、必ず一緒によく炒めることがポイントです。カレーペーストの水分が飛んで、スパイスのにおいがふわっと広がります。 最初からココナッツミルクを温めて野菜を「煮込む」レシピもありますが、先に炒めるほうが香りとコクがグッと増しますよ。

ペーストとココナッツミルクの量で好みの味に

グリーンカレーの緑色の正体は、刺激的な辛さの青唐辛子です。カレーペーストとともに必ず使われるのがココナッツミルク。カレーペーストで辛さを、ココナッツミルクで濃厚さを調節できます。 保存に便利なパウダータイプが市販されていたり、スイーツに使われるココナッツクリームを使う方法も。ココナッツが苦手な方は、牛乳や豆乳で代用してください。

編集部のおすすめ