ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

お菓子?パン?中国発祥のマーラーカオとは

コンビニやスーパーのパンコーナーにて見かける、蒸しパンのような謎のマーラーカオ。どのような食べ物かご存じですか。その名前の響きからも分かるように、マーラーカオとは中国発祥の食べもの。江戸時代に中国から日本に伝わり、広がったそうです。

この記事では、そんなマーラーカオの意味や由来、普通の蒸しパンとの違いや作り方についてご紹介します。そして、本場のマーラーカオが食べたいという方のためにおすすめのお店もご紹介します!

マーラーカオの意味と由来

マーラーカオという名前のもとは中国語です。地方によって「マーラーガオ」や「マーライゴ」と発音するところもあるようですが、やはり「マーラーカオ」と読むのが一般的。

マーラーカオの「マーラー」はマレーシアを、「カオ」はケーキやカステラのことを指しています。ストレートに考えると、マレーシアのケーキとなりますね。中国発祥、別名「中華風蒸しパン」とも称されるマーラーカオですが、一説によるとマレーシアから伝わってきたお菓子だという話もあるようです。

なぜマーラーカオというネーミングになったのかは定かではありませんが、マーラーカオの「マーラー」は漢字で表記すると「馬拉」となります。これは馬が何かものを引っ張るという意味を持つことから、当初は屋台で販売されていたのではないかとも噂されています。

マーラーカオの作り方

むずかしそうなイメージのマーラーカオですが、材料を混ぜてレンジで加熱するだけで手軽に作れますよ!蒸し器がなくても、ふわふわなマーラーカオに仕上がります♪

マーラーカオを試してみて!

マーラーカオについて、詳しくご紹介しました。ご自宅でも作ることができますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。手がかかるように思えますが、炊飯器で手軽に作れるのには驚きです。

また、中華街へ足を運ぶ機会があれば、ぜひ「聚楽 」のマーラーカオも堪能してみましょう。

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