ライター : Uli

webライター

レンジ蒸しパンをふわふわに作る秘策を徹底解説!

Photo by Uli

蒸しパンは電子レンジを使うと短時間で作れますが、加熱中に水分が飛びやすく、蒸し器で作るよりどうしても固くなってしまいがち。そこで、やわらかい蒸しパンを目指して試行錯誤した筆者が、電子レンジで作る際におさえるべき固くならないコツをご紹介します。

卵不使用ですぐに作れるため、冷蔵庫に食材がないときや忙しい朝、小腹を満たしたいときにも便利ですよ。筆者はおやつとして冷凍庫にストックしています。

ふわふわ!固くならないレンジ蒸しパンレシピ

Photo by Uli

調理時間 10
電子レンジで作っても固くならない蒸しパンレシピです。生地の混ぜ方や電子レンジの加熱時間をおさえて、しっとりふわふわ食感の蒸しパンを作りましょう。

小麦の旨味と風味をしっかり感じられる素朴な味わいで、冷めても固くならず、軽食として持ち運びたいときにもぴったりですよ。甘さ控えめがお好みの場合は砂糖30g、しっかり甘さを感じたい場合は砂糖40gが適量です。

材料(4個分)

Photo by Uli

コツ・ポイント

  1. サラダ油を入れてしっとりやわらかい生地にする
  2. 少しダマが残るくらいざっくり混ぜる
  3. 電子レンジの加熱時間は3分に設定し、様子を見て20秒ずつ追加する
  4. 粗熱が取れたらラップで包んで乾燥を防ぐ

作り方

1.粉類を混ぜる

ボウルに入れた粉類を泡だて器で混ぜる様子

Photo by Uli

薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーを泡だて器やスプーンでぐるぐる混ぜます。

2.牛乳とサラダ油を混ぜる

泡立て器で生地を混ぜる様子

Photo by Uli

牛乳とサラダ油を入れて、サラダ油がなじむまでざっくり混ぜます。粉気がなくなり、液体がなじんでいる状態であれば、少しダマが残っていても問題ありません。

3.型に流し入れる

ココットに重ねたグラシンカップに生地を流し入れる様子

Photo by Uli

型の7~8分目まで流し入れます。グラシンカップを使う場合はココットや小さい容器などに重ね、シリコン型を使う場合は内側に薄くサラダ油(分量外)を塗っておきます。

4.耐熱容器に並べる

生地を流し入れた型を耐熱容器に並べてラップをかけた様子

Photo by Uli

高さのある耐熱容器に型を並べ、ラップをふんわりかけます。高さのある耐熱容器を使うことで、加熱中に蒸気が容器内に充満してしっとり火が通ります。高さのある耐熱容器がない場合は平皿を使います。

5.電子レンジで加熱する

加熱後の蒸しパンに竹串を刺す様子

Photo by Uli

電子レンジ500Wで約3分加熱します。生地の中心に竹串を刺して生地がついてこなければ完成です。生地がついてくる場合は、追加で20秒ずつ加熱します。加熱しすぎると水分が飛んで固くなるので注意します。

※型の大きさや材質、配置場所によって火の通りが異なるため、ひとつずつ竹串で刺して火の通りを確認してください。

レンジ蒸しパンの保存方法と温め方のコツ

Photo by Uli

蒸しパンをそのまま放置すると乾燥してしまいます。すぐに食べない場合は粗熱が取れたらひとつずつラップで包みましょう。冷蔵で2~3日、冷凍で2~3週間保存できます。

冷凍する場合は、ラップで包んでからフリーザーバッグに入れ、空気を抜いた状態で封をして凍らせてください。当日中に食べる場合は常温で保存可能です。

冷蔵・冷凍保存方法のおいしい温め方

Photo by Uli

冷蔵した蒸しパンはケーキのような食感でそのまま食べてもおいしいですが、ふわふわ食感を復活させたい場合は電子レンジ500~600Wで10~20秒ほど加熱してください。

冷凍蒸しパンを解凍する際は、電子レンジ500~600Wで30~40秒加熱しましょう。加熱後も固い場合は上下を返して10~20秒ずつ加熱します。電子レンジで加熱した蒸しパンは冷めると固くなるため、なるべく早めに食べてください。

編集部のおすすめ