ライター : Uli

webライター

栗の渋皮煮の基本レシピ

Photo by uli04_29

つやつやした見た目が特徴の「栗の渋皮煮」。ほっこりやわらかい栗のやさしい甘みと、深い風味に思わず頬が緩みます。手間はかかるけれど、絶品の渋皮煮。ぜひ、手作りにチャレンジしてみましょう!

栄養情報(※3個分)

エネルギー
エネルギー
254kcal
たんぱく質
たんぱく質
0.0g
脂質
脂質
0.0g
炭水化物
炭水化物
0.0g
糖質
糖質
0.0g
糖質
食塩相当量
0.0g
※カロリーはブランデー大さじ2杯分で計算しています。

材料(栗400g分)

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  • 400g
  • 砂糖 400g
  • 重曹 大さじ1杯
  • ブランデー 適量(お好みで)
※重曹を使って栗をゆでるので、アルミ鍋は絶対に使用しないでください。重曹で黒ずんでしまいます。

栗の下ごしらえ

1.水に浸ける

栗を水に浸けている様子

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栗の皮を剥きやすくするため、栗とたっぷりの水をボウルに入れ、半日からひと晩浸けておきます。時間がない場合は、沸かしたお湯に栗を20分ほど浸けておきましょう。

2.皮をむく

皮を剥かれた栗

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栗を剥いていきます。渋皮を傷つけないように注意しましょう。この時点で、筋などの皮を完全に取り除く必要はありません。

3.煮る

鍋に重曹を加えている様子

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鍋に栗が浸るくらいの水と、分量1/3の重曹(小さじ1杯)、皮を剥いた栗を入れ、中火にかけます。ブクブク沸騰してきたら、弱火にして10分煮てください。鍋の中は、栗から出たアクで真っ黒になりますが、問題ありません。

4.冷ます

栗を水にくぐらせている様子

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水を張ったボウルに栗を取り、手で触れられるくらいまで冷まします。

5.筋や皮を取り除く

栗の下ごしらえをしている様子

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筋や皮の残りを竹串や爪楊枝を使って、丁寧に取り除きます。作業していない栗は、なるべく水に浸しておきましょう。

6.3~5の作業を繰り返す

栗の下ごしらえをしている様子

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3~5の作業を、あと2回繰り返します。

7.重曹を抜く

栗の下ごしらえをしている様子

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重曹抜きをしていきます。再度、鍋にたっぷりの水と栗を入れ、中火にかけます。沸騰したら弱火にして5分間ゆでたら、ゆで汁をこぼします。ゆで汁が澄んでくるまで、この作業を2回ほど繰り返しましょう。

作り方

1.水と砂糖で煮る

砂糖を加えている様子

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鍋に下ごしらえしておいた栗と、栗がひたひたになるくらいの水、そして分量1/3の砂糖を入れます。
落としぶたをしている様子

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クッキングシートに穴をあけたもので、落とし蓋をします。
砂糖を加えている様子

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鍋を中火にかけて沸騰したらすぐに弱火にし、残りの砂糖を10分間隔で2回に分けて加え、20~30分煮ます。

2.ブランデーを加える

ブランデーを入れている様子

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鍋を火からおろしたら、ブランデーをまわし入れます。
完成した栗の渋皮煮

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冷めたら完成です!ツヤを出したい場合は、シロップを煮詰めるか、ブランデーを加える前に水飴を入れましょう。

栗の渋皮煮を作るコツ

皮の剥き方

鬼皮を剥く専用の包丁やハサミもありますが、普段お使いの包丁を使った剥き方にもいろいろな方法があります。おすすめなのは、栗のザラザラしたお尻の部分(座)に水平に包丁の刃を入れ、切り込みから手で、栗の尖った頭の方へ向かって皮を裂くように剥く方法。

ほかにも剥き方はたくさんあるので、自分がいちばん剥きやすいと思う方法を探してみてください。

栗が小さいので、使用する包丁も小ぶりのもののほうが扱いやすいですよ。栗は新鮮なうちのほうが断然剥きやすいので、買ってきたら放っておかずにすぐに調理してしまいましょう!

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