栗の実だと思ってた部分は「種」だった!じゃあ実はどこ?

甘くてホクホクの栗ですが、食べていたのは種だったという事実をご存知ですか?栗はリンゴやみかんなどと同じ果樹の実です。するどいトゲトゲをもつイガは皮で、固い殻の部分は果肉にあたります。知っておきたい栗の雑学、ぜひチェックしてみてください!

2016年9月17日 更新

だれも栗の実を食べたことがない?

秋は、お野菜からお魚、果物まで、おいしい食べ物であふれる季節ですよね。旬を迎えるさまざまな食べ物の中でもとくに栗に目がないという方も多いでしょう。しかし、みなさんが毎年おいしいと思って食べていたのは、栗の“実”ではなく種だったことをご存知でしたか?

実だと思ってた部分は“種”だった

私たちが蒸したり栗ご飯にして食べている栗は、じつは栗の種の部分。ほかの果物であれば、普通は食べずに捨てる種が、栗のもっともおいしいところ

では、栗の実はどこかというと、渋皮と鬼皮と呼ばれている固い殻の部分をさします。“皮”と名がついていても、栗の実です。そして、栗を包んでいる一番外側のイガは栗の皮なのです。

ちなみに、通常ひとつの栗には3つの実が入っています。栗を食べるときに丸みを帯びた栗に混じって、平べったい形をした栗を見たことはありませんか?この実は、両脇から栗に挟まれて成長するため、あのような形になっているんですよ。

くるみも同じでした

栗よりもさらに固い殻に覆われたくるみですが、構造は同じです。くるみ割り機をつかわないと割れないほど固い殻は実であり、一般的に食べられている部分が種にあたります。くるみは固い殻をつけたまま植えて栽培することができますが、簡単にではありません。

くるみが発芽するためには、湿度が高く寒い環境が必要です。そのため、種類にもよりますが、発芽までのおよそ3~4ヶ月の間、湿気を与える必要があります。湿度を与える際には、気温が2〜5度の環境を保つようにミズゴケに包んだり湿った砂の中に埋めたり、またはビニールにいれて冷蔵庫に入れるなどします。

くるみの栽培は時間と手間がかかり、手順通りに行っても上手く芽がでないこともあります。

【疑問】種を植えたら栗が育つ?

私たちが食べていた部分は栗の種ということがわかりました。ならば、あの、ころころとした栗を土に植えたら、新たな栗の樹が育つと思いますか?答えは、ノーです。実際に栗を栽培するときには、くるみと同じように殻ごと土に植えます。
栗の栽培は比較的挑戦しやすく、ビニール袋の中に土を入れ、全体を湿らせたあと殻ごと栗を入れます。ビニールを鉢植えに直接入れて暗いところに置いておくと、秋口に植えた栗は、うまくいけば翌年の春には芽が出ます。

栗の鬼皮の中には虫が発生しやすいのですが、この栽培方法を行うと、虫が殻の中に卵を産んでしまったものからは芽が出ません。芽が出たものだけ植えかえて育てます。
1 / 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

kamomm

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう