ライター : ちあき

ご飯がすすむ!とろろレシピをマスター♪

ふんわり食感がおいしい長芋は、ご飯がすすむひと品ですよね。似たような種類で山芋や大和芋がありますが、どのような違いあるのでしょうか。 「山芋」は、ヤマノイモと言い、山で自生する自然薯の事をさします。 日本原産で独特の粘りが特徴です。そして、「長芋」は日本で栽培された芋です。原産国は中国で、すりおろしてとろろにしたり、焼いて食べたりしますね。また、「大和芋」は長芋の分類に入る芋で、中国が原産です。お好み焼きに入れて食べるとおいしいですね。 さまざまな芋がありますが、今回は長芋をすりおろした「とろろ」を中心にご紹介します。かゆくならないすりおろし法やレシピをご覧ください。

長芋のすり方と変色を防ぐ方法

すりおろし方は?

長芋を適当な長さに切り、断面を下にして包丁をまっすぐに下し皮を剥きます。5~10分ほど酢水につけ、ぬめりを取りやすくしましょう。そして、ぬめりを水で洗い流すorキッチンペーパーでふき取り、長芋をおろし金に対して垂直に当てすりおろしましょう。この時、すべりやすいのでおろし金は固定すると安全です。

手を汚さずにとろろを作る裏技

長芋は、手でおろすと手間がかかりかゆみが出る事もあります。そんな時はフードプロセッサーを使うと手が汚れることなくラクにすりおろせます。長芋の皮を剥き適当な大きさに切って、フードプロセッサーに入れスイッチオン。手間なく簡単におろせますよ。 また、より滑らかにおろすならハンドミキサーもおすすめ。おろしたあとに混ぜるダシと一緒に軽く煮ます。鍋にハンドミキサーを入れておろし完成。最後にもう1つ、ジッパー付きの袋に入れてめん棒などで叩く方法です。長芋の皮を剥き、カットします。保存袋に入れて叩くだけで完成です。どの方法も手に直接つかないので、かゆみに弱い人におすすめですよ。

変色防止にはお酢!

長芋はすりおろしたり、短冊切りにして時間がたつと赤黒く変色します。色の変化はポリフェノールオイシダーゼと言う成分が、酸素に触れて酸化したためです。味などに変化はありませんが、見た目が良くないですよね。 そこで、変色防止にはすりおろす前に酢水に浸けておくか、すりおろしてからごく少量のお酢を加えると変色を防ぐ事ができます。目安は水1リットルに対し、大さじ1程度の酢水に浸けましょう。料理の味に影響を与えない程度でOKです。

かゆみを防ぐ方法はある?

長芋をおろすとヌルヌル手についてかゆくなる時があります。何度手を洗ってもかゆみが治まらず困る事がありますよね。あのかゆみの原因は、シュウ酸ナトリウムと言い、酢で溶解する性質があります。 長芋をすりおろす前に酢水に浸けておくと、変色だけでなくかゆみも抑えらえる効果があります。それでもかゆくなってしまったら、かゆいところに酢水やレモン汁をかけて熱めのお湯で洗い流すのも効果的です。また、あらかじめ調理用手袋を使用すると、かゆみを防げます。

味付けは自由!定番レシピとろろご飯

上手にすりおろせたら献立に加えてみましょう。玄米や麦ごはんとも相性がよく、ご飯にとろろをかけるだけの簡単レシピです。食欲のないときでも軽く食べられますよ。
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