トマトの有無で呼び方が変わる

アマトリチャーナは、トマトの有無によって呼び方が変わります。トマトが入っている場合には「アマトリチャーナ・ロッサ(赤色)」、トマトが入っていないものを「アマトリチャーナ・イン・ビアンコ(白色)」や、グリーチャなどと呼びます。

これは、あさりのパスタであるボンゴレ・ビアンコや、ボンゴレ・ロッソと同じで、みなさんも馴染みのある呼び方ですね。

アマトリチャーナとほかのパスタとの違い

アマトリチャーナとよく似たパスタ料理に「アラビアータ」や「ペスカトーレ」、「プッタネスカ」などがあります。いずれも基本的にはトマトソースで味付けされますが、どのような違いがあるのでしょうか。ここではそれぞれの違いについて見ていきます。

アラビアータとの違い

アラビアータとアマトリチャーナの一番の違いは「辛さ」です。アラビアータは辛味を効かせて、ピリッとした味わいに仕上げるパスタ料理。アラビアータを注文すると、唐辛子が入ったトマトベースのパスタが運ばれてきます。「辛さ」という刺激がクセになるひと品です。

一方のアマトリチャーナは、必ずしも辛味を効かせるわけではありません。むしろ地域や家庭によっては、唐辛子を一切入れずに作るレシピが一般的。アマトリチャーナはもとは家庭料理として広まったので、やさしい味わいのほうが好まれるようです。

ペスカトーレとの違い

ペスカトーレとは「漁師風」という意味を持ち、読んで字のごとく魚介類を具材にするパスタです。いかやえび、あさり、ムール貝などを使った、魚介の旨みたっぷりの味わいが魅力。

両者の違いは主に材料にあります。アマトリチャーナは豚の加工肉やチーズを材料にする一方、ペスカトーレのメイン具材は魚介類。アマトリチャーナと同じくトマトは必須ではなく、魚介類が使われていればペスカトーレと呼ばれることもあります。

プッタネスカとの違い

プッタネスカは「娼婦風」ともいわれるパスタ。“忙しい娼婦が手軽に作ったから” “娼婦のように刺激的な味わいだから” など、名前の由来には諸説あります。

アマトリチャーナとの違いはやはり具材。プッタネスカはアンチョビやケッパー、オリーブといった具材を使い、基本的に肉や魚介類は使いません。また本場では粉チーズの代わりにパン粉をかけることも多く、その点にも違いがあります。
▼【まとめ】アマトリチャーナとほかのパスタの違い
パスタの種類主な違いポイント
アラビアータ辛味・アラビアータは辛味を効かせる
・アマトリチャーナは辛味が必須ではない
ペスカトーレ具材・ペスカトーレは魚介類がメイン
・アマトリチャーナは豚の加工肉をメインに使う
プッタネスカ具材・プッタネスカは基本的に肉や魚介を使わない
・アマトリチャーナは豚の加工肉を使う

アマトリチャーナの作り方

アマトリチャーナに関する特徴や歴史などを知ったところで、具体的な作り方を紹介します。辛くしてもアマトリチャーナと呼ばれますが、こちらは唐辛子を加えないレシピです。

レシピでは使っていませんが、お好みで粉チーズをふってもOK。パンチェッタに塩分があるので、味付けの塩は少量で十分です。また、トマトソースは冷凍保存が可能なので、たくさん作って冷凍すれば、食べたいときにパパッと作れますよ。
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