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ウインナーとソーセージは同じじゃなかった!
みなさんはウインナーとソーセージの違いをご存知ですか?どちらも普段からよく口にする食べ物ですよね。でもこの2つの違い、気になったことはありませんか?実はちゃんとした違いがあるのです!そこで今回は、意外と知られていないウインナーとソーセージの違いを詳しく解説します。
それぞれの違いをハッキリさせよう
ソーセージとは
まず簡単に、ソーセージの製造工程をご紹介します。ソーセージは原料となる肉を細かくミンチ状にし、ここに塩や香辛料を加えて味付けします。これを熟成させ、天然腸や人工ケーシング(詰め袋)に詰めて形成。その後、乾燥・燻製、加熱・冷却させてでき上がりです!
このようにして作られたものの総称をソーセージと呼びます。語源は諸説あるようですが、ラテン語「salsus」(サルース)「塩漬けされて貯蔵された肉」という意味が有力なようです。
ウインナー とは
ウインナーソーセージは、ソーセージのいくつかある種類のなかのひとつとです。その名からもわかる通り、オーストリアのウィーンで発祥した食べ物です。
ウインナーは日本農林規格(JAS)により、使用する腸・製品の太さが決められています。だいたいの重さは、一本あたり20g前後、カロリーは60kcal程度です。
ウインナーは、羊腸または製品の直径が20㎜未満の人工ケーシングに詰めて加工したものを指します。ウィンナーひとつでも、細かく分類されていることに、驚きますね。
フランクフルトとは
フランクフルトもソーセージの1種で、ドイツ・フランクフルトの郷土料理です。フランクフルトは、豚腸または製品の直径が20㎜以上36㎜未満の人工ケーシングに詰めて加工したもの。だいたいの重さは、一本あたり50g前後、カロリーは180kcal程度です。
ボロニアソーセージとは
ボロニアソーセージも同じくソーセージの1種で、イタリアのボローニアの食べ物です。ボロニアソーセージは牛腸または製品の直径が36㎜以上の人工ケーシングに詰めて加工したもの。だいたいの重さは、一本あたり100g前後、カロリーは250kcal程度です。
※ちなみに、ここまでご紹介したソーセージの重さとエネルギーは平均的なものです。内容は商品によって異なります。
でもなんで腸詰したの?
大昔には毎日狩猟できる保証はなく、生き残るために人類が考えた技術の一つが腸詰です。
せっかく手に入った獣の肉だけでなく、内臓や血までも食べつくすというのが誕生の動機のようです。
現代のように、容器や冷蔵庫はありませんので、食べきれない肉をどうするかを考えついた当時の知恵を感じますよね。保存しておくための「容器」と腐らなくする「方法」。その容器として注目されたのが「腸」と言われています。
また、温度管理ができないことに関しては、燻製や塩漬けでカバーされてと言われています。
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