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ウインナーの賞味期限
大人も子供も大好きなウインナー。大人はお酒のおつまみに、子供はお弁当でタコさんウインナーにしてもらったりと、ウインナーはいろいろな料理に使えますし、炒めるだけでもおいしくいただけますよね。
たくさん購入してもなかなか使いきれずに、期限ギリギリになって食べなきゃと消費に焦ったりするものです。ですが、この賞味期限。期限内に必ず食べきらなきゃいけないというわけではないのをご存じですか?
ウインナーに表記されている「賞味期限」、または賞味期限が設定されていない場合のウインナーの見分け方などについて、詳しく見ていきましょう!
そもそも「賞味期限」とは?
そもそも「賞味期限」とは、何を表した期限なのでしょうか。食品によって「賞味期限」が表記されていたり、「消費期限」が設定されていたりしますよね。その違いは何なのでしょうか?
「賞味期限」とは、製造メーカーが「安全性や味、風味などのすべての品質を確実に保証している期限」のことです。ヨーグルトやハム、ウインナー、スナック菓子、缶詰など、劣化が比較的遅い商品や品質が長く保持される商品などに賞味期限が設定されています。
一方、「消費期限」とは「期限を超して食すと危ないことを意味する期限」。おおよそ製造日から5日程度に設定されています。パン、お肉、お弁当、お惣菜などの腐りやすい食品に対し、設定されています。いずれも、”未開封”の状態で指定された保存方法で保存した場合に有効となる期限です。
これら定義から分かる通り、「賞味期限」は「消費期限」とは異なり、期限が過ぎたからといってすぐ食べられなくなるわけではありません。
おいしく食べられる期間は?
ウインナーを始め、ソーセージは4℃以下の冷蔵で1ヶ月程度保存が可能と言われています。ただ、一度開封すると、空気に触れて変色し、細菌の作用で粘りが出てきてカビが発生することもあります。開封したら、なるべく早めに食べきりましょう。
食べてはいけないウインナー
白く糸をひいたり、ネバネバしている場合は、細菌が繁殖している可能性がありますので食べないようにしてください。また、袋の中の水滴が白く濁った状態で粘ついていたり、酸っぱいような臭いがしている場合には、カビが生えていない場合でも食べずに廃棄をしてください。ウインナーを調理する前や食べる前には、状態を一度よく見てみてくださいね。
開封後、冷凍保存した場合は?
ウインナーを長く保存しておくには冷蔵保存よりも冷凍保存が長持ちします。冷凍する場合は、小分けにラップで包んで冷凍してください。少量ずつ、一度に使いきれる分だけをラップした方が劣化を防止できます。
あまりに長期間冷凍をしていると、冷凍焼けをして鮮度が落ちる場合もありますので、冷凍した場合でも1ヶ月〜2ヶ月以内に食べきるのがおすすめです。
冷凍したウインナーの解凍方法は大きく2つあります。冷凍したままの状態で加熱処理をおこなうか、冷蔵庫で自然解凍をするかです。冷蔵庫で自然解凍する場合は、サイズにもよりますが数時間〜10時間程度が目安です。
ちなみに、冷凍したままフライパンで焼いたり、ゆでたりする場合は、サイズが大きかったり、量が多かったりすると火が通りにくく解凍しづらいこともあります。冷凍する場合は薄切りや小分けにしておくと、調理をする際に時間の節約にもなりますし、必要な分だけ使えるので便利だと思いますよ。
正しく保存して、おいしく食べよう!
大人も子供も大好きで、いろいろな使い方ができるウインナー。常備しておけばとっても便利です。みなさんも冷凍保存なども活用しながら、好きな時においしくウインナーを食べてみてくださいね。
▼長期保存したウインナーをおいしく食べよう!
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