開封後について

冷蔵保存は、開封前も後も味噌の保存に一番適しています。味噌の天敵である湿気も少なく、温度もほぼ一定に保たれているので、長期保存にも向いています。保存期間の目安は、1年。密閉できる容器に入れて、空気に触れないように保存するのがベストです。 気をつける点は、味噌は空気に触れると風味を損ねやすくなること。味噌のパックに付いている紙のシートを見て「これは捨ててもいいの?」と思ったことがありませんか?実はこのシートは、空気から味噌を守る役割を果たしています。 味噌は空気に弱く、長い時間触れると表面に白いカビのようなものが発生しやすくなります。白い紙がない場合は、ラップで覆ったりするのがおすすめです。そして保存する際は、スプーンなどで表面を平らにしながら使い続けると日持ちします。 冷蔵保存で気をつけることは、乾燥です。保存容器フタが開いていて表面が乾き、味噌が固まったりすることがあります。しっかり密封して、保存しましょう。

冷凍保存も可能

味噌は冷凍保存も可能です。発酵や菌の繁殖も防げるので、冷蔵庫よりも長期間保存できます。保存期間の目安は1年~。保存方法は、以下のとおりです。 1. 空気に触れないように、味噌を一回分ごとに小分けして、ラップで包む。 2. 冷凍可能な蓋つき容器もしくは、ジップロックなどの密封容器に入れる。 味噌は、水分のほかに塩分などの成分を含んでいるので、-30℃から凍り始めます。家庭用の冷凍庫は、-5℃~-15℃に設定されているので、凍ることはありません。すぐ使う予定がないときや、味噌の消費がゆっくりの場合は、冷凍保存がおすすめです。 「減塩」や「だし入り」「○○風味」の加工された味噌の場合、調味料の部分が凍る場合もあるので、冷蔵庫で保存しましょう。

白いカビが生えていたら?

味噌は空気に触れると、表面に白いカビのようなものが発生することがあります。 この状態になったら、どうしたらいいのでしょうか? 1. カビの生えた部分を、スプーンで味噌ごと取り除きましょう。 ※カビは菌糸類なので、小さな根を張っています。この場合2~3mm程度厚めに取り除いてください。 2. さらに今後の防止策として、霧吹き器に日本酒や焼酎などのアルコールを入れて、味噌の表面と容器に軽く吹きかけることで除菌ができます。 3. 全体を混ぜる。 ※1のみでも対処は十分ですが、アルコール除菌をすればより安全です。 白カビのように見えるものは産幕酵母と呼ばれるもので、空気に触れると表面に出てきます。体内に入っても害はありませんので、取り除けば食べられますよ。

食べない方がよい状態

食べるべきではない味噌は、どのような特徴が見られるのでしょうか? ・味噌は27℃以上の温かい場所に置くと発酵が進み、液体が出て色が黒ずむ。 ・味もだんだんと甘みがなくなり、酸味や渋みを感じるなど風味の変化。 もし表面にカビが生えてきても、取り除けば他の部分は使えます。味噌の成分に含まれている麹菌や塩があるので、あまりカビは中に入ってくることができないからです。しかし上記のような状態になったら、食べてもおいしくない可能性もあるので、控えましょう。 これ以外にも「減塩」や「だし入り」「○○風味」などの加工された味噌の場合は、腐ることがあるので注意が必要です。

味噌は正しい保存でおいしく使う

いかがでしたか?味噌を保存する際には、開封前後に関わらず、冷蔵保存することでおいしさを保つことができます。すぐ使わないときは、冷凍保存すれば冷蔵保存よりも長持ちします。用途にぴったりあった保存方法を覚えておきましょう。 また「減塩」「だし入り」「○○風味」の加工味噌は、腐りやすいので注意が必要ですね。これらの味噌は、賞味期限内に使いきることをおすすめします。 以上の点をしっかりと覚えて、味噌と上手に付き合ってくださいね。
▼おいしく保存してレシピに活用!

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