ライター : satto

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どんな味?XO醤とは

XO醤(エックスオージャン)は1980年代後半に作られた、みそ風味の高級合わせ調味料です。香港にあるホテル「ザ・ペニンシュラ香港」の料理人が、高級な食材を惜しみなく使って考案されました。実は、加熱せずに使える万能調味料です。

名前の意味

「XO」という名称は、ブランデーの最高級を表すXO(=eXtra Old)という言葉から引用したもので、「醤」は合わせ調味料という意味を示します。つまりXO醤は、「最高の合わせ調味料」という意味です。

原料

原料や作り方はメーカーによって異なりますが、一般的に干しえび、干し貝柱、塩漬けの魚、唐辛子、しょうが、にんにくなどが使われています。ほかの調味料よりお値段が張るのは、こういった高級な食材をふんだんに使っているためなのですね。

XO醤は、干しえびや干し貝柱、魚の旨味がギュッと詰まっており、唐辛子のピリッとした辛味がきいています。ほんの少量入れるだけでも、独特なコクと辛味が生きて、本格的な中華料理に早変わりしますよ。

ほかの調味料との違い

種類原材料味わい用途
XO醤干しえび、干し貝柱、塩漬けの魚、唐辛子、しょうが、にんにくなど魚介類のの旨味や独特なコク、辛味が特徴中華系の炒め物、チャーハンなど
豆板醤そら豆、唐辛子辛味があり、油で炒めると香りが引き立つ麻婆豆腐、担々麺など
甜麺醤みそ、砂糖など砂糖の甘味が特徴北京ダックのタレ、回鍋肉(ホイコーロウ)、麻婆豆腐など
コチュジャン餅米こうじ、唐辛子甘辛いビビンバ、炒め物など

豆板醤

豆板醤(トウバンジャン)は中国四川省発祥の調味料で、そら豆と唐辛子から作られた辛いみそです。麻婆豆腐や担々麺などに使われることが多く、油で炒めると香りが引き立ちます

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