ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

ルバーブとは

ルバーブはフキに似たタデ科の野菜で、和名は「食用大黄(ショクヨウダイオウ)」ともいいます。葉は大人の顔ほどの大きさがありますが食用には向きません。可食部の茎は30〜40cm程度あり、加熱すると溶けるためスイーツやジャム作りに利用されます。 ルバーブは日本でも北海道や長野県などの涼しい地域で栽培されています。国内で作られるほか、オランダなどヨーロッパからも輸入されています。 強めの酸味とほのかな苦みが特徴。さっぱりとしているため、肉料理のあとなどに食べられることも。ルバーブの酸味は砂糖の甘みと相性がよく、スイーツ作りの材料にも合います。

ルバーブの旬

ルバーブの生産地として有名な長野県では4月下旬頃から10月上旬頃まで収穫され、北海道では5月から9月にかけて収穫、最盛期は6月。初夏に収穫されたものは酸味が強く、秋に近づくにつれて酸味が弱まります。 春の初めに伸びているものは軸が太く、肉質もやわらかい上に酸味が強いため、質がよいものとされています。収穫量はあまり多くありません。旬を過ぎる頃から徐々に軸が細くなり、夏になると硬くなるため収穫されなくなります。涼しくなった秋にもう一度収穫はされますが、この頃のルバーブの酸味は少ないのです。

新鮮なルバーブの見分け方

お店で新鮮なルバーブを選ぶには、どのようにしたらよいでしょうか。野菜の多くは色で熟し具合や新鮮さを判断しますが、ルバーブの場合は好みのものを選んでください。 使うときのメニューの色味を思い浮かべながら選ぶといいでしょう。ジャムにしたいときには赤色がきれいなものを選ぶとよいですよ。緑の部分が目立つのものは香りが強く肉質がやわらかい特徴があるようです。 切り口は新しくみずみずしいものを選びます。切り口が変色していたり傷み始めているようなものは避けましょう。軸の表面に張りと艶があるものが新鮮なルバーブの特徴です。
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ルバーブジャムの作り方

ルバーブジャムに必要な材料は、ルバーブ、砂糖、レモンの3つだけ!洗ったルバーブを切って、砂糖と一緒に煮込みます。なめらかに撹拌できたらできあがり♪ 最後にレモンを搾って粗熱をとったら、煮沸消毒をした清潔な瓶の中に移しましょう。

通販でも手に入る!

作りたいけれど、ルバーブが手に入らない……というときは、こちらから購入することもできます。まずはどんな味が知りたいという方は、この小さめのサイズから試してみてもいいかもしれませんね。

ITEM

ルバーブジャム 1瓶 150g

¥4,000

日本ギフト大賞長野賞を獲得したルバーブジャムです。

※2018年7月13日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

ルバーブジャムのおすすめレシピ3選

1. りんごとルバーブジャムのせシナモンヨーグルト

ルバーブジャムはヨーグルトにとってもよく合うんです。ヨーグルトは一度牛乳と混ぜ、そこにりんごやルバーブジャム、シナモンなどをトッピングしたらできあがり♪ 牛乳を加えることでまろやかな酸味のヨーグルトと、甘みと酸味のバランスの取れたルバーブジャムがおいしいひと品です。

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