ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

野菜ソムリエおすすめ!クレソンの食べ方・使い方

クレソンは、「オランダ芥子(がらし)」「水芥子(みずがらし)」という別名があるように、特有の風味と辛味を持っています。さわやかなほろ苦さが口の中をさっぱりさせてくれますよ。サラダで食べるなら、レモンやマスタードを効かせたさっぱりとしたドレッシングがよく合います。

生で食べるだけでなく、ゆでて和え物にしたり、炒めたり、刻んでスープや味噌汁などに入れたりと火を入れてもおいしいですよ。クレソンには、ビタミンだけでなくカルシウム、リン、鉄分などのミネラルがが豊富。栄養面でもすぐれているので、調理法を工夫してたっぷり食べたいですね。(※1)

ステーキの付け合わせにするのも定番

クレソンは、ステーキの付け合わせの定番。特有のほろ苦さや辛味が口の中をさっぱりさせてくれるため、肉料理や脂っぽい料理に添えられます。クレソンのさわやかな風味と辛味がマッチして、ステーキのおいしさを引き立ててくれますよ。

クレソンの茎の食べ方

クレソンは、生のままサラダにするなら、太くて硬い茎は除いたほうがおすすめ。もちろん、葉だけでなく茎も食べられ、味わいはほんのりと苦味が感じられます。クレソンの茎は、油との相性がいいのでベーコンやアンチョビと炒めたり、かき揚げにしたりするとおいしいですよ。生食できるため、短い加熱時間で調理できるのもうれしいですね。

生で食べる。クレソンのおすすめレシピ8選

1. さっぱりさわやか。クレソンのサラダ

日持ちのしないクレソンは、フレッシュなうちにサラダにして食べるのがおすすめ。レモンのさわやかさとやさしい甘味のあるドレッシングと合わせると、さっぱりと食べられますよ。クレソンとフルーツは相性抜群なので、りんご以外にもいちごやマスカット、桃など季節のものを取り入れてくださいね。

2. 風味がいい。クレソンと新じゃがのサラダ

クレソンの辛味が気になるなら、じゃがいもやかぼちゃのようなやさしい味わいの野菜と合わせるといいですよ。一緒に口に運ぶとまろやかになり、おいしく食べられます。ドレッシングは、マスタード以外にもハーブを効かせたりチーズや黒こしょうを入れてパンチを加えたりしてもGOOD。

3. おもてなしに。クレソンの生ハム巻き

濃緑色のクレソンとピンク色の生ハムは彩りがよく、おもてなしにぴったり。クルクルと巻いて並べるだけで、おしゃれなおつまみになりますよ。生ハムの塩気や旨味とクレソンの苦味は見事なバランス。ついついお酒が進みます。

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