バター

バターカレーという王道メニューがあるほど、カレーとバターの相性はよいことがわかっています。全面的にバターを押し出すのではなく、隠し味にバターを1かけ程加えるとコク、そしてまろやかさを出すことができますよ。隠し味として加えるのであればバターの風味が強くなってしまうことはなく、コク深くて一晩寝かせたようなカレーになります。

隠し味の入れ方がわかるカレーレシピ

カレーに隠し味を加えるタイミングや、おいしくなる方法が分かるカレーのレシピを記載します。

チョコ入りビーフカレー

塩コショウをしっかりと揉み込んだ牛肉を使い、フライパンで野菜を炒めてから本格的に煮込んでいきます。お肉にもしっかり焼き色をつけて鍋に投入しますので、それぞれの素材の味が引き立ち本格的なカレーを食べることができます。 カレールーを溶かし、その後しばらく煮込んでから隠し味のチョコレートを加え、2分ほど煮て火を止めます。ご飯にもバターやドライパセリを混ぜておきましょう。見た目にもオシャレなカレーですね。 ご飯にはパセリではなく、ターメリックを混ぜて炊いておけばターメリックライスで、より本格的なカレーを食べることができるでしょう。

ヨーグルト入りポークカレー

脂身の少ない豚肉を一口大にカットし、あらかじめ下味をつけておきます。お肉に焼き色をつけて赤ワインで風味をアップさせたところでお鍋に投入。ブイヨンやローリエを加えて風味の高い高級感のあるカレーを作りましょう。 お肉をお鍋に投入した時点でジャガイモなどのお野菜をフライパンで炒め、ある程度火が通ったらお鍋に加えて煮込んでいきます。市販のルーを加えて溶かした後、隠し味のヨーグルトを加え、2分ほど煮込んだら完成。 トッピングにレーズンやピクルスを使えば、おしゃれなカフェのようなカレーになりますよ。

バナナ入り野菜入りカレー

使用するお野菜はあらかじめ下処理をしておきます。特にナスはアク抜きが必要ですので一口大にカットして水にさらしておきましょう。お肉の代わりにソーセージを炒め、しっかりと香りを引き出した後ブイヨンスープやその他のお野菜を加えて煮こんでいきます。市販のカレールーと同時にバナナを加え、溶かしていきましょう。味を調えたら完成です。 お皿に盛り付けた後、サヤインゲンやパプリカなどをトッピングしても良いでしょう。野菜をたっぷりと食べることができ、なおかつバナナを隠し味に使うことでほんのりとした甘さも楽しめるカレーです。

市販のカレーをよりおいしくするポイント

自宅でカレーを作る際にはカレー粉ではなく、市販のカレールーを使用するというご家庭がほとんどではないでしょうか。多くの種類のカレールーが販売されていますが、おいしいカレーを作る際には数種類のカレールーを混ぜましょう。 1種類だけではなく、2種類または3種類のカレールーを混ぜることで味に深みが出て本格的なカレーになりますよ。どのカレールーをどのくらい使うといった配合に関しても、自分なりのオリジナルを探してみてはいかがでしょうか?
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