オーバーミディアム

オーバーミディアムは、両面焼きで黄身の固さは半熟で中くらいといえます。片面を焼いた後ひっくり返し、しっかり目に焼きます。黄身はトロトロではなく半熟で焼きあがりです。オーバーイージーに比べて、しっかり表面を焼くので黄身を生に近い状態にキープしなくて良い分、簡単にできます。香ばしく焼け、半熟なので時短する場合にもおすすめの焼き方です。

ターンオーバー

ターンオーバーも両面焼きです。片面焼いた後、卵を裏返しもう片面もまんべんなく火を通します。両面に焼け跡が残るため、片面焼きとは見た目が異なりますが、サンドウィッチの具にする時にもおすすめの焼き方です。黄身が崩れてもよく、またしっかり焼くため時短にも向いていますよ♪

オーバーハード

オーバーハードも両面焼きです。ターンオーバーよりも黄身を固めに焼きます。片面を焼いたらひっくり返し、両面からしっかり焼くのが特徴です。こうすることで黄身に完全に火が入ります。生が苦手な方にはおすすめな焼き方です。こちらもしっかり焼くので、ターンオーバー同様、サンドウィッチやパンにおすすめです。

ベースドエッグ

ベースドエッグは水を入れて片面を蒸し焼きにする焼き方です。日本ではこの焼き方が一般的かもしれませんね。片面を焼き、白身がやや固まり始めたら、お湯または水大さじ1杯を入れフタをします。黄身はお好みの固さで火を入れられるのが嬉しい焼き方ですね。

両面焼きのやり方

両面焼きの最大のメリットは「パンにのせたときに、黄身が垂れて流れてしまわないこと」や「崩れにくい」ことです。

1. フライパンに入れた卵の白身がうっすら白くなってきたら、フライ返しで裏がえす
2. お好みの焼き加減になったら火を止める

また、白身のカリッとした香ばしさにあわせて、黄身の固まり具合も調整しやすいのも良いですね。しっかり焼いても良いですし、トロトロにしてもおいしいです。さらにほかの焼き方よりも、調理スピードが早いという利点もあります。手早く焼くなら両面焼きがおすすめです。

焼き方とその種類を知って目玉焼きの達人に!

目玉焼きの焼き方に細かく種類があるなんて、まず驚きですよね。しかも目玉焼きをおいしく上手に作るコツも、たくさんあるんですね。

ご紹介したほかにも、黄身と白身を分け、白身を先に焼き、その上に取り分けておいた黄身をのせるという焼き方もあります。

ちなみに、味付けはシンプルに塩コショウでもおいしい目玉焼きですが、塩コショウをふるタイミングは焼きあがってからがおすすめです。早めにふってしまうと、卵の固まる温度が低下し、固い目玉焼きになるだけでなく、卵黄部分に塩をかけると水分が抜けてしまいます。

水分が抜けてしまうことで、白い斑点ができて食感も見た目も美しくなるなるので、白身部分のみにふりかけるの良いですよ。

お弁当に、食卓に、いろいろな焼き方を試してみてください!
さらにおいしい目玉焼きの食べ方はこちら▼

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