ライター : 伊藤 千亜紀

フードアナリスト

プラムの食べ方がわからない…

早いものでは5月から真夏にかけて、店頭に並ぶ色鮮やかなプラム。見た目はとってもおいしそうですが、その食べ方について意外と詳しくご存じない方も多いのではないでしょうか。 皮はむいて食べるのが正しいのか、それとも丸ごと食べられるものなのか……。中には熟れる前のグリーンがかった皮の果実もあり、これ、食べておいしいの?と悩むこともありますよね。 そんなプラムのおいしい食べ方や目からウロコの種の取り方をご紹介しちゃいます♪健康に良いフルーツは、積極的に食生活に取り入れたいですよね。悩むことなくプラムの果実パワーをあますことなくチャージしましょう!

プラムは皮までまるごと食べられる!

プラムの皮はとても薄いので、りんごなどの果実と同じく、丸かじりできるフルーツなんです。少し酸味のある皮の部分も、まるごと食べることで、ジューシーな実に対しての良いアクセントになります。 そして実は、プラムは特に皮の部分に食物繊維やポリフェノール、アントシアニンなどの栄養が豊富に含まれています。なので、栄養価を考えると、皮ごと食べた方がもちろんいいのです。 そうはいっても、ものによっては皮は食べづらいし、丸かじりすると種の周りの繊維が残ってしまったりして、食べ終わってから口の中が不快になることもありますよね。そんなプラムをまるごと食べる方法をご紹介します!
▼ブルーベリーも皮まで丸ごと食べられます!

まるごと!プラムの食べ方

種の取り方

プラムを水できれいに洗い、アボカドをカットするときのように種のまわりを一周するように包丁を入れます。両手でプラムを持ち、包丁を入れた部分を中央にして、ぐるっとひねるときれいに半分に割れ、種のない半分、種のついた半分に分かれます。種のついた半分は、包丁の角などの尖った部分を使って、引っ掛けるようにしてを種を取り除きます

塩を振って食べる

種が取れたら、皮ごと食べやすいサイズにカットします。そのままでも甘酸っぱくておいしいのですが、塩をほんの少し振ると甘みが増して、よりおいしくいただけます

ちなみにスモモも皮ごと

プラムに似たフルーツにスモモがありますよね。スモモという言葉はプラムの和名。桃よりも酸っぱいところから「ス」+「モモ」でスモモなんです。そんなスモモもプラム同様に皮ごといただけけます。真っ赤なツヤツヤの果実は食欲をそそりますよね。ぜひ皮ごと、その栄養を召し上がってみてください。

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