冷凍保存で長持ちさせよう

せっかくパンを購入しても、消費期限をうっかり忘れてしまったことはありませんか。またたくさんのパンを買ってしまい、一度に食べきれないことも。そんなときは、冷凍保存がおすすめです。ただし、パンの種類によって冷凍保存の向き・不向きがあるため、保存方法を変えるとよいでしょう。

食パンやロールパンなどの冷凍方法

食パンやフランスパン、ロールパンの場合は、フリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れるだけでOKです。食パンはカットして、1枚ずつラップかアルミホイルに包んでから入れるようにしましょう。早く凍るうえに、食べるときは取り出しやすいですよ。

菓子パンの冷凍方法

パン屋で購入した菓子パンは、袋から取り出して保存しましょう。菓子パンをひとつずつラップで包んで空気に触れないようにし、さらに冷凍用フリーザーバッグに入れて冷凍保存します。

なおカスタードクリームや生クリーム、フルーツが入る菓子パンなど、具材に水分を含むパンは冷凍保存に向いていません。賞味期限内に食べ切ることをおすすめします。

惣菜パンの冷凍方法

ほとんどの総菜パンは冷凍ができます。ただし、いも類やゆで卵を使っているものは、冷凍すると食感が変わるため冷凍には不向きです。加熱したいものペーストやゆで卵の黄味のみを使ったパンは、冷凍しても問題ありません。

1個ずつラップで包み、冷凍用フリーザーバッグに入れて冷凍保存しましょう。

冷凍したパンの食べ方

冷凍保存したパンを食べる際は、自然解凍、もしくはオーブントースターを使って解凍します。自然解凍する場合は、2時間から3時間程度。オーブントースターで少し温めると、サクサクした表面の食感が楽しめますよ。

暑い季節は傷みが早いので、冷蔵庫に移し替えて自然解凍してください。また冷凍したパンを、直接オーブントースターに入れて温める方法もあります。フランスパンや食パンなどは冷凍している間に表面が硬くなるため、パンの表面を霧吹きで少し湿らせてからオーブントースターで焼くとよいですよ。

冷凍保存したパンは電子レンジで解凍してしまうと、水分が抜けて固くなってしまうため注意が必要です。自然解凍またはオーブントースターを使うほうが、サクサクふわふわの食感がよみがえります。

電子レンジで半解凍させて、さらにオーブントースターで焼く方法もおすすめ。特にクリームパンやカレーパンなど中身に水分が多い場合は、オーブントースターのみでは解凍できないので、この方法がよいでしょう。

冷凍保存期間

冷凍保存したパンの賞味期限は、2週間程度です。ただし、空気に触れないようきちんとラップ類で包み、冷凍用フリーザーバッグに入れる場合です。なるべく早く食べるようにしましょう。

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