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リオオリンピックで注目!ブラジルの定番「ブリガデイロ」
今年オリンピックが開催されたのは、みなさんもご存じのとおり、ブラジルのリオデジャネイロでした。日本人選手が多く活躍したのも記憶に新しいところです。連日テレビにくぎ付けで、寝不足になった……という方もおられるのでは?
それがきっかけで、ブラジル文化や料理も日本で新たに注目を集めていますが、その中のひとつが「ブリガデイロ(Brigadeiro)」なんです。いったいどんなスイーツなのか気になりませんか?
「ブリガデイロ」とは?
「ブリガデイロ」とは、ブラジル空軍では「少将」を意味する言葉です。エドゥアルド・ゴメスという空軍少将だった政治家が、1940年代に大統領選に出馬した際に、彼の妻が資金集めのパーティーの場でのもてなしの品として、ふるまったのだとか。このお菓子を考案し、残念ながら大統領選では負けてしまいましたが、ブリガデイロは多くの人に愛され、誕生日のお祝いやふだんのデザートとしても食べられる人気のスイーツになりました。
日本でいうところの、いわゆる「トリュフチョコ」ですが、ブラジルではいろいろなフレーバーでアレンジして作ります。
「ブリガデイロ」の作り方
材料
・コンデンスミルク
・無糖のココアパウダー
・無塩バター
・チョコレートスプリンクル
作り方
1. パイ皿などにバターを塗ります。
2.ココアパウダーを水で溶かして、ゆっくりと混ぜペースト状にします。うまく溶けなかったら、コンデンスミルクを加えてください。
3.フライパン(鍋でもOK)でバターを熱して、コンデンスミルクとココアペーストを入れ、絶えず木べらでかき混ぜましょう。ぐつぐつ煮立ってきたら火を弱めますが、トロッとしてくるまで、ずっとかき混ぜ続けてください。
4.おたまなどで何度か生地をすくい上げては、ひっくり返してフライパンに戻します。
5. パイ皿に生地を入れ、冷蔵庫で冷やし固めます。
6. 冷蔵庫から取り出した生地を、チョコスプリンクルやココアパウダーなどでまぶし、小さくボール状に丸めていきます。スプリンクルを再度まぶして、まんべんなくデコレーションしましょう。
ブリガデイロは、日本で売っているトリュフチョコと比べると、外側が硬くても中がふわっとソフトなものが多いのだとか。冷蔵庫なら1週間、冷凍庫であれば30日間保存可能ということですから、長く楽しめますよ。
作ってみたい「ブリガデイロ」レシピ8選
1. いちご味で
ココアパウダーのかわりに生のいちごをつぶして、あるいはいちごジャムを使って、こんな美しい色のブリガデイロも作れます。基本的な作り方は上記と一緒です。手で丸めるときはピンク色のお砂糖があればまぶしてくださいね。スプリンクルでもかまいません。
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