ライター : morico

WEBライター

フリホーレスってなに?

「フリホーレス」というものをご存知でしょうか?実は、料理の名前なんです。正しくは「フリホレス」と発音するようですが、メキシコ料理でいんげん豆を塩茹でしたものをこう呼びます。

日本ではあまり馴染みがないせいか、いんげん豆に限らず豆を茹でてペースト状にしたものを主に「フリホーレス」と呼んでいるようです。ペースト状のものは正しくは「フリホレス・レフリトス」。英語でいうところの「ビーン・ディップ」のことです。

なんとなく想像ができましたか?日本食といえば、ごはんとみそ汁ですよね。メキシコ料理の定番といえば、トルティーヤとフリホーレスなんだそうです。メキシコ料理を語るうえで欠かせない料理といえます。そんなフリホーレスをご紹介していきますよ。

自宅で簡単。フリホーレスの基本レシピ

Photo by morico

調理時間 20
フリホーレスの基本レシピをご紹介します。自宅で簡単に異国の味わいを堪能できますよ。そのまま食べてもよし、トルティーヤチップスと一緒に食べたりトルティーヤに巻いて食べたりと、お好きな食べ方で楽しみましょう!

材料(4人分)

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作り方

1.材料を切る

カットされた材料が並んでいる様子

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玉ねぎとにんにくはみじん切りに、ベーコンは小さくさいの目切りにします。レッドキドニービーンズは水気を切っておきます。

2.材料を炒める

フライパンで玉ねぎとベーコンを炒めている様子

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フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて熱します。にんにくがジュワっとしてきたら玉ねぎとベーコンを入れます。玉ねぎがしんなりするまで炒めます。

3.水とレッドキドニービーンズを入れる

フライパンでフリホーレスを作っている様子

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弱火にして水とレッドキドニービーンズを入れます。豆をつぶしながら炒めます。

4.塩を入れる

フリホーレスに塩を入れている様子

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全体にとろみがついてきたら塩を入れて味を調えます。

5.完成

完成したフリホーレスの様子

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全体がよく混ざったら完成です。皿に盛りつけていただきましょう。

コツ・ポイント

  1. 弱火で豆をつぶしながら炒める
  2. お好みの豆でアレンジOK
水とレッドキドニービーンズを入れたら焦げないように弱火にして炒めましょう。そのほうが豆をつぶす工程も余裕をもっておこなえます。

このレシピではレッドキドニービーンズを使いますが、黒いんげん豆(ブラックビーンズ)やうずら豆で作るのもよいですね。

アレンジレシピも!フリホーレス・ネグロス

フリホーレス・ネグロスとは黒豆のシチューです。黒豆というと甘いイメージの強い日本料理からは想像できないほど、にんにくでパンチの効いた仕上がりになっています。アボガドとパクチーがアクセントになって、最後にライム爽やかな香りが残ります。

異国料理との出会いはドキドキですが、ことのほか食べなれた材料でできていますので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

メキシコ料理をもっと身近に

いかがでしたか?「フリホーレス」を少しでもわかっていただけましたでしょうか。材料も単純で、案外親しみやすい料理だったのではないでしょうか?名前は知らなくても、タコスやナチョス、トルティーヤなどは、コンビニや映画館で見かけたことがあったかもしれませんね。 かんたんに作ることができて、バリエーションも豊富なメキシコ料理。マンネリになってきたいつものパーティーに南国の風を吹かせてみてはいかがですか?
▼メキシコ料理、色々作ってみない?

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