塩の賞味期限を知ってる?正しい保存方法と合わせてチェック◎

あまり意識することの少ない、塩の賞味期限。塩に賞味期限はあるのか、またどのように保存するのがよいのかについてまとめています。少しでもおいしい状態を保つために、賞味期限についてと正しい保存方法を知りましょう!

2018年4月9日 更新

塩の賞味期限と表示記載がない理由

結論から言うと、塩は賞味期限のない食品です。

塩には基本的に、時間の経過による品質の低下はなく、腐ることもないのです。そのため、食品衛生法によって、賞味期限を省略してもよいと定められています。例え、開封後何年経とうが、食べることができるのです。

しかし、大抵の食材は腐るのになぜ塩は腐らないのでしょうか?次はその点についてご説明します。

なんで塩は腐らないの?

塩が腐らない理由、それは「浸透圧(しんとうあつ)」が関係しているのです。浸透圧とは、濃度の異なる液体が同じ濃度になろうとする力のことを言います。なめくじに塩をかけると溶けてしまうのは、なめくじの体から塩へと水分が移動してしまうから。これも、浸透圧の働きです。

塩はこの浸透圧によって、雑菌が繁殖しにくくなる、というのが傷まない理由。塩のように塩分濃度の高いものの中に雑菌が入っても、生物の細胞膜は半透膜なので、浸透圧現象が起きます。すると、雑菌は浸透圧により、体内の水分が奪われてしまい、結果死滅してしまうのです。

しかし、いくら塩が傷まないとはいえ、湿気が多い場所で保存をすると固まってしまいます。次に、塩が固くなる原因と保存方法をご紹介します。

塩が固くなる原因&サラサラに戻す方法

賞味期限がないとはいえ、なるべく品質のよい状態で保存したいですよね。例えばいざ使おうとすると、塩が固まって不便ということがあると思います。これは、湿度の変化が原因です。

気温や、キッチンの湿度の変化により固まってしまうことがあります。面白いことに、湿度が高ければ高いままなら固まりませんし、その逆に湿度が低ければ低いままならやはり、固まることはありません。

塩は空気中の水分を吸湿する特徴があり、湿度が高くなると塩の表面は溶けます。反対に、空気中の湿度が下がれば、塩の表面は乾燥し結晶は成長していきます。このような変化を繰り返す内に結晶同士はくっつき、やがてどんどん大きくなっていきます。その結果固まってしまうのです。

固まった塩をサラサラに戻す方法

フライパンで炒る

万が一水分を含み固まってしまった場合は、油などをひいていないフライパンで炒ると水分が蒸発して、サラサラになります。このとき、少量の酒を加えてから炒ると風味のよい塩ができあがりますよ。

電子レンジで加熱する

電子レンジで加熱しても水分を飛ばすことができます。その場合は、大さじ1杯程度の塩の塊に対して、500Wのレンジで30秒ほど加熱するとよいです。

それでもダメなら!

それでもまだ固まっているようなら、再度加熱してください。少量の塊であれば、容器に炒った米粒などを入れて、振るだけでもサラサラになりますよ。

炒ってもなにをしてもどうしようもないときは、一度お湯の中につけてから加熱していくと、水分が飛んでいきサラサラの塩に戻ります。

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駒吉

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