ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

揚げ油の保存どうしてる?

Photo by 稲吉永恵

皆さんは、揚げ物をしたあとの揚げ油をどうしていますか?1~2cmの油で揚げ焼きして毎回廃棄してるという方もいらっしゃると思いますが、毎回捨てていたらもったいない!酸化していない油なら数回使い回しができますよ。

どのように保存したらいいのか、廃棄の目安などの正しい揚げ油の知識をつけて、おいしい揚げ物を作りましょう!

揚げ油の保存方法

Photo by 大山 磨紗美

毎回捨ててしまうのはもったいないとは分かっていても、どのように保存したらよいのかわからず、結局使い捨て状態になってしまいがちの揚げ油。正しい保存方法を知って、賢く再利用しましょう。

必要なもの

・油こし紙(コーヒーフィルター、キッチンペーパーでも代用可能)
・円錐のこし器(すくい網でも可)
・保存容器(専用容器が望ましいですが、アルミホイルを巻いて光を遮断した瓶でも可)

揚げ物をしたあとの油には、衣のカスが残っています。天かすは比較的大きくて網ですくえますが、パン粉や粉など小さな揚げカスは、網目を通過してしまうため網では取り除けません。そのため、揚げ物が終わったら油が熱いうちに油こしでろ過し、冷まして保存容器に入れましょう

油こし紙は、細かい揚げカスもきれいに取り除いてくれます。専用のものがなくても、キッチンペーパーで代用可能です。ただし、キッチンペーパーは、厚みがあり油を吸収する性質があるため、こす時間がかかり、こしたあとの油量が減る場合があります。

また、汚れが少ない場合は、揚げカスがある程度沈んだあと、上澄みだけを保存容器に入れて保存することもできます。簡単ですね。

手順

1. 円錐型のこし器に、油こし紙をセットする
2. 保存容器(または別の鍋)に、ろ過器をセットする
3. 揚げ油を2に注ぎ込む(危険なのでおたまですくって注ぐのをおすすめします)
4. 冷めるのを待ってそのまま保存

揚げ物が終わったら、熱いうちにろ過しましょう。やけどには十分注意してくださいね。なお、この方法は冷めてからもできますが、油は冷めると粘りが出てろ過に時間がかかってしまうため、やはり熱いうちがおすすめです。

専用の保存容器がない場合は瓶でも代用できますが、光が当たって酸化しないよう、アルミホイルを巻いて遮光しましょう。ペットボトルでの保存もできますが、その際は必ず冷ましてから注いでください

揚げ油の保存容器

Photo by Nobuyoshi Miyamaoto

前述の通り、保存容器は専用のものが望ましいです。油モレの心配がなく汚れが落としやすいのでお手入れの面倒が省けるうえ、ハンドルが耐熱仕様なので持ちやすいなど、専用容器ならではのメリットがあります。

ただし、そうは言ってもなかなか専用のものを購入できない場合がありますよね。そういうときは、瓶、ペットボトルでも注意を守れば代用可能です。ただし、専用容器に比べると劣化が早まってしまう場合もありますので、ご注意ください。

調味料やジャムなどの空き瓶は揚げ油の保存容器に利用できます。ただし、透明の瓶だと光を通して酸化が早まってしまいます。その際は、アルミホイルで瓶を巻いて遮光して使ってくださいね。耐熱性のない瓶を使用する場合は、油が冷めてから使用するようにしましょう。

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