ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

下ごしらえの基本。トマトの湯むきの方法

Photo by Raico

調理時間 5
*トマトとミニトマト、それぞれの湯むきの所要時間
ガラスの器に盛られた、湯むきしたトマトとミニトマトトマトの皮をむく、基本の「湯むき」の方法です。トマトの皮をむく方法は、火であぶったり冷凍したりする方法などいろいろあります。なかでも湯むきはトマト全体に均一に熱が入りやすく、比較的簡単。ひと手間かけると舌ざわりがよくなり、調味料の味がなじみますよ。

材料

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コツ・ポイント

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コツ・ポイント

  1. 湯につける時間は15秒を目安に
  2. トマトの状態や大きさを見て時間を調整する
トマトを湯に浸けるのは、短い時間でOK。トマトに長く熱が入らないようにしましょう。目安は15秒程度で、皮がめくれてきたり、しわが寄ってきたりすれば充分です。トマトの状態や大きさを見ながら、時間を調整してくださいね。

手順

1.トマトの下処理をする

まな板の上にのせた、十字の切れ目を入れたトマト

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トマトは包丁でへたをくり抜き、へたの反対側から薄く十字に切れ目を入れます。
竹串でミニトマトに穴を開けている様子

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ミニトマトはへたを取り、へたの反対側を竹串やつまようじで刺して穴をあけます。

2.トマトを湯に浸ける

白い鍋に入った湯に、トマトを入れている様子

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鍋に湯を沸かし、トマトを10~20秒ほど入れて、皮が少しはがれてきたら引き揚げます。
平ざるにのせてミニトマトをゆでている様子

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ミニトマトは普通サイズのトマトよりも短い時間湯に入れて、引き揚げます。

3.冷水に取り、トマトの皮をむく

冷水入りのボウルに入れた、トマトとミニトマト

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氷を入れた冷水に、2を入れます。
切れ目を入れた部分から、トマトの皮を手で取っている様子

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はがれた部分から手で皮をむいたらできあがりです。
ミニトマトの皮を手で取っている様子

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ミニトマトも同様に、穴から皮がはがれます。手で皮をむいて取り除きましょう。

トマトの湯むきはなぜ必要?

トマトの皮は硬いときや口に残る場合があります。特に煮物や炒め物、ソースにするときに口当たりが悪く感じるでしょう。トマトの皮を湯むきすることで、皮の食感が気にならなくなり味のなじみも良くなります。

また、和え物やマリネなどを作るときには、皮をむいたほうが味が染み込みやすくなりますよ。もちろんトマトは皮付きで食べられる野菜なので、料理に合わせて皮むきをしてくださいね。

電子レンジでもっと簡単。トマトの湯むき方法

電子レンジでトマトを湯むきする方法は、とても簡単。トマトをよく洗ってから、へたの反対側に薄く十字に切れ目を入れます。へたを下にして耐熱皿におき、ラップをしないで電子レンジ600Wで約30〜40秒加熱しましょう。トマトには水滴がついたままでOKです。

加熱後冷水にとり、切れ目から皮をむいたらできあがりです。電子レンジで湯むきしたトマトは、全体的に加熱されるため生食には向きません。煮込んだりソースにしたりと、加熱料理に使うのがおすすめですよ。

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