ライター : morico

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納豆汁とは

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山形県や秋田県など東北地方のソウルフードとして知られる納豆汁は、実は江戸時代から食べられていたという説があるほど、古くから庶民に親しまれてきました。

みそ汁の中にすりつぶした納豆を加えて作る家庭料理で、とろみがあるのが特徴。納豆のとろみによって冷めにくくなり、寒い時期に食べると体の芯から温まります。具材には山菜や豆腐、きのこなどを入れるのが一般的です。

納豆汁の基本レシピ

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調理時間 15
自宅で簡単に作れる納豆汁の基本レシピをご紹介。いつものみそ汁を作る要領で納豆をプラスします。みそ汁のバリエーションを増やしたいと思っている方におすすめです。とろっとしたとろみに香り豊かな納豆汁を、ぜひ試してみましょう。

材料(2人分)

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コツ・ポイント

  1. 小粒納豆はすり鉢で粒がなくなるまですったり、フードプロセッサーを使ったりしても良い
  2. 粒の食感がなくなるまですりつぶすと、よりとろみがついて汁に馴染む
  3. 納豆の食感を残すのか、残さないのかはお好みで調整する

下ごしらえ

・絹豆腐はさいの目切りしておく ・しめじは石づきを切り、手で小房に分けておく

作り方

1.小粒納豆をみじん切りにする

包丁で小粒納豆を切り刻んでいる様子

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小粒納豆を包丁でみじん切りにします。ねばねばとすべるので、しっかりと包丁を手で支えながらおこないましょう。

2.鍋で絹豆腐ときのこをひと煮立ちさせる

手鍋に絹豆腐ときのこが入っている様子

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鍋に水とだしの素を入れ加熱します。グツグツとしてきたら弱火にし、絹豆腐ときのこを入れ、再度ひと煮立ちさせます。

3.合わせみそと納豆を入れる

きのこと絹豆腐の入ったみそ汁に納豆を入れている様子

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合わせみそを溶かし入れます。合わせみそが溶けたことを確認したら、刻んだ納豆を入れ、菜箸で軽くほぐします。このとき、豆腐が崩れないように注意してください。納豆が全体に馴染んだら完成です。

4.盛りつける

お椀に盛られた納豆汁がふたつ並んでいる様子

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お椀に盛りつけます。お好みで小ねぎをトッピングしてください。七味唐辛子をかけてもおいしくいただけます。

納豆汁の人気レシピ10選

1. 定番。具だくさんの納豆汁

きのこや長ねぎ、ほうれん草や小松菜など野菜をたっぷり入れる納豆汁のレシピです。納豆を粗く包丁で叩くのがポイント。納豆の粒が不ぞろいになり、細かい粒は煮汁に溶け、粗い粒は食感を楽しめます。合わせみそと納豆はあらかじめ混ぜ合わせ、最後に溶き入れると香り高く仕上がりますよ。

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