「聖護院大根」のレシピや栽培方法を知って、京野菜を味わおう!

みなさん「聖護院大根」はご存じですか?九条ねぎや加茂なすなどに並ぶ、伝統的な京野菜のひとつです。普通の大根よりも甘みが強く、煮崩れしやすいのが特徴なんですよ。今回は「聖護院大根」の歴史や由来、栽培方法におすすめレシピまで詳しくご紹介!

2018年9月25日 更新

ライター : ニコライ

グルメライター。スイーツやお店の紹介、コラムまで食に関することは幅広く書いていこうと思います。日本酒が好きで飲み歩きも多いこの頃。旅行先のカフェに行くのも好きです。どうぞ宜…もっとみる

聖護院大根とは

みなさん、「聖護院大根(しょうごいんだいこん)」を食べたことはありますか?聖護院大根は大根の一品目であり、ブランド京野菜京都の伝統的野菜に認定されています。京都の冬には欠かせない食べ物です。また、京都の南部地域である”淀(よど)”でも栽培されることから「淀大根」や「淀丸大根」ともいわれています。

京野菜ってなに?

京野菜と呼ばれるには、京都府内で生産され、京都独特の雰囲気をつくる野菜でないといけません。京野菜のきちんとした定義はないですが、「ブランド京野菜」と「京の伝統野菜」の2種理があり、それぞれ選定基準に違いがあります。 京の伝統野菜に基準としては京都市内全域が対象であり、明治維新以前から栽培されていたことと野菜であることが求められているのです。聖護院大根のほかに「九条ねぎ」「加茂なす」「水菜」が代表的な京野菜といえるでしょう。

名前の由来、旬は?

現在の京都市内左京区南部の聖護院で、1818年~1830年の江戸時代後期に栽培されてた大根が品質がとても人気がありました。京都府特有の耕土の浅い土地でも栽培できることから、聖護院一帯に広がりをみせ、その地名から「聖護院大根」という名前の由来がついた説が有力です。

収穫地や旬の時期

聖護院大根は8月下旬~9月にかけて種まきをし、10月下旬~3月にかけて収穫します。旬な時期は、収穫期の冬です。京都市内・南丹地域・山城地域・丹後地域と京都全域で栽培が行われ、京ブランド産品として全国へ出荷しています。

聖護院大根の歴史

江戸時代後期、金戒光明寺に奉納された尾張の国の長大根があまりにも立派であり、当時聖護院(京都市)に住む農家がこの長大根をもらい栽培したのがきっかけといわれています。当時京都の土地は、耕土が浅く深く根を張れないために太くて短い大根と変化していき、現在の特徴的な丸形の「聖護院大根」になったといわれているのです。

ほかの大根との違いは?

聖護院大根は、青首大根と比べて単に形に違いがあるだけでなく、とてもやわらかいのに煮くずれをしない特徴があります。大根特有のにおいや辛みが少なく、甘みがあるために煮物や田楽になど、煮るのに適した大根です。水分が多いため、大根おろしには不向きであることなど、味や調理方法などにも違いがみられます。

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