しもつかれのアレンジレシピ

しもつかれは、7軒分のしもつかれを食べると病気にならないというほど、種類も豊富です。ここでは、様々なしもつかれのレシピをご紹介しましょう。

1. 茨城のしもつかれ

茨城のしもつかれは、固形分が少ない汁物タイプです。汁物なので、しもつかれの見た目がどうも苦手・・・という人にはおすすめですよ。早速、4人分のレシピをご紹介していきます。 材料の塩鮭2切れ、酒粕50g、大根4分の1、ニンジン2分の1、油揚げ1枚、大豆50gを用意します。鮭は、骨を取り除いたあと、1センチ角に細かく切り、大根やニンジンは荒めにおろします。鍋に1リットルの水と大豆を入れて弱火で10分煮込みます。大根、ニンジン、油揚げ、鮭、酒粕の順番で材料を入れていき、最後に塩、しょうゆで味を調えて完成です。水分がたっぷり入ったスープタイプにアレンジしているので、しもつかれの味を気軽に楽しんでいただけるおすすめのレシピです。

2. しもつかれ時短バージョン

しもつかれの作り方をご紹介してきましたが、基本に忠実に作ろうとすれば時間と手間がかかってしまいますよね。ここでは、時間を短縮してつくれるしもつかれがあるんです。こちらでは大鍋1杯分のレシピをご紹介していきましょう。 材料の大根1本、ニンジン2本、酒粕100g、油揚げ2枚、そして時短のポイントである、鮭の水煮缶詰め200~300g、大豆の水煮200~300g、顆粒だし大さじ2を用意します。これらをすべて混ぜ合わせて弱火で3時間煮込みましょう。材料の下準備が簡単で、あとは火にかけておけば完成するので、初心者の方にもおすすめですよ。

3. 初心者向けで食べやすいしもつかれ

続いて、酒粕が苦手という人におすすめな初心者向けのしもつかれレシピをご紹介します。 まず、4人分の材料、大根300g、ニンジン50g、油揚げ20g、福豆か炒り大豆30g、しょうゆ15g、砂糖10g、酢30gを用意します。大根はおろしておき、ニンジンはいちょう切り、油揚げは短冊切りにします。これに福豆と砂糖を入れて弱火で10分煮込みます。さらにしょうゆを加え5分加熱します。最後に酢を入れてひと煮立ちすれば完成です。酸っぱいのが苦手な人は、最後の加熱時間を長くすることで、酸味が飛びますよ。

日本の文化を伝えていこう

日本の郷土料理の一つ、栃木県のしもつかれについて、特徴と作り方をご紹介してきました。歴史や背景を知ると、益々興味が湧いてきませんか?その土地の文化や郷土料理を知って、しっかり伝承していくことが、日本の文化を守っていくことに繋がっていきます。食卓の話題作りのネタとして、ぜひご家庭で作ってみてください。

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