しもつかれの作り方

昔から栃木をはじめ各地方で愛され続けるしもつかれは、ご家庭でも作ることができます。現代でも脈々と受け継がれているレシピをご紹介します。

鮭のあらを調理する

まずは、臭みの出やすい鮭のあらに熱湯をかけましょう。こうすることで、独特の臭みを低減することができます。こういった下準備によって、できあがったしもつかれのにおいを抑えられます。

材料を圧力鍋にかける

湯通しした鮭のあらを圧力鍋にかけて、柔らかくしましょう。水をたっぷり入れて蓋をしめたら、強火で約10分加熱します。火を止め、鍋の圧力が下がったら蓋をあけましょう。

材料を混ぜる

ここに、大豆や細かく刻んだ油揚げなどを入れましょう。鮭のあらは食べやすいように細かくほぐします。また、圧力鍋にかけたときの煮汁はとてもいい出汁になるので、一緒に煮込みます。そこへ、すりおろした大根とニンジンを加えて混ぜます。

材料を煮込む

蓋をして、1時間以上煮込んでいきます。弱火で大豆が柔らかくなるまでかき回しながら煮込みます。材料が柔らかくなったら、酢、酒粕を入れ、さらに1時間弱火で煮込みましょう。

仕上げ

味見をして、しょっぱさが足りない場合は、塩を加えるなどして味を調えましょう。各家庭によって、味が違うのがしもつかれの特徴です。ぜひオリジナルのしもつかれを作ってみてくださいね。

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