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とっても便利な圧力鍋
時短料理の強い味方である圧力鍋。一見普通の鍋のようにも見えますが、一体どんな仕組みがあるのかご存知でしょうか。
圧力鍋は普通の鍋とは違い、蓋をすることで鍋の中の圧力が高くなります。すると沸点が上昇し、120℃程度の高温で加熱することができます。高温調理によって短時間で食材に火が通り、圧力がかかることでよく味がしみ込んで、おいしい料理ができあがりますよ。
圧力鍋を使えば、煮込み料理はあっという間!豆料理も普通の鍋で炊くと5〜6時間かかるものが1時間でやわらかくなりますよ。忙しい方には大助かりの調理器具ですね。
圧力鍋は普通の鍋とは違い、蓋をすることで鍋の中の圧力が高くなります。すると沸点が上昇し、120℃程度の高温で加熱することができます。高温調理によって短時間で食材に火が通り、圧力がかかることでよく味がしみ込んで、おいしい料理ができあがりますよ。
圧力鍋を使えば、煮込み料理はあっという間!豆料理も普通の鍋で炊くと5〜6時間かかるものが1時間でやわらかくなりますよ。忙しい方には大助かりの調理器具ですね。
圧力鍋は炊飯器代わりにもなる!
時短調理に大活躍する圧力鍋ですが、炊飯器の代わりになり、おいしくごはんを炊けることはご存知ですか?赤飯や炊き込みごはんも、ふっくら仕上がるんですよ。圧力鍋を使用するごはんの炊き方を紹介します。
もっちり甘い。圧力鍋でごはんをおいしく炊く方法
調理時間
60分
圧力鍋でごはんをおいしく炊く方法をご紹介します。浸水させる時間や水の量、火加減のポイントをおさえて炊飯してみましょう。お使いの圧力鍋によってかかる圧が異なるため、加圧後の加熱時間は目安を参考に調整してください。上手に炊ければもっちり甘いごはんを味わえますよ。
材料(2合分)
- 米 2合
- 水 360cc
圧力鍋でごはんをおいしく炊くポイント5つ
コツ・ポイント
- 夏場は30分、冬場は1時間以上米を浸水させる
- 2合以上炊く場合は米1合に水180ccを目安にする
- 圧がかかるまでは強火、加圧後は弱火にする
- 加圧後の加熱時間はお使いの圧力鍋によって調整する
- 圧が自然に抜けるまで待ってから全体をほぐす
夏場は30分、冬場は1時間以上米を浸水させる
短時間で炊飯ができる圧力鍋ですが、ふっくら炊くためには浸水時間が必要です。夏場は30分、冬場は1時間を目安にしっかり米に水を含ませてください。調理時にすぐ炊き始めたい場合は、あらかじめ冷蔵庫内で半日から丸一日浸水させておきましょう。
2合以上炊く場合は米1合に水180ccを目安にする
2合以上で炊く場合は、十分に浸水させた米1合(180cc)に対して、水180ccが目安です。1合だけ炊く場合はごはんが硬くなりやすいため、約200ccと水多めで炊くのがおすすめ。
水の分量は米をしっかり浸水させていることが前提です。浸水させたまま水を替えずに炊きたい場合は、米容量の1.1~1.2倍の水を目安にしましょう。
水の分量は米をしっかり浸水させていることが前提です。浸水させたまま水を替えずに炊きたい場合は、米容量の1.1~1.2倍の水を目安にしましょう。
圧がかかるまでは強火、加圧後は弱火にする
火加減は圧がかかるまでは強火、圧がかかったら弱火にします。加圧後は圧力がキープできるくらいの火加減にするのがポイントです。振れるタイプの重りであれば、重りが振れ続ける程度の弱火にします。圧力表示の目盛り付きであれば、圧力がキープできる火加減にしてください。
加圧後の加熱時間はお使いの圧力鍋によって調整する
加圧後の加熱時間はお使いの圧力鍋によって異なるため、専用の炊き方と加熱時間を参考にするのが基本です。参考として、超高圧は1分、高圧は2~3分、低圧は4~5分を目安にしましょう。米1~4合で炊く場合は同じ加熱時間ですが、5合以上で炊く場合は加熱時間を1分ほど追加してください。
圧が自然に抜けるまで待ってから全体をほぐす
加熱後は自然に圧が抜けるのを待ってから蓋を開けます。圧力鍋の底からごはんを返すようにほぐし、さっくり全体を混ぜましょう。ほぐしながら余分な蒸気が飛び、ふっくらやわらかく仕上がりますよ。水分が多くべちゃっとしていると感じたら、ほぐしながらしっかり蒸気を逃がしましょう。
炊き方
1.米を水に浸す
Photo by Uli
米を洗ってボウルに入れ、たっぷりの水(分量外)に浸します。夏場は30分、冬場は1時間が目安です。
2.水を切る
Photo by Uli
米をザルにあげて水を切ります。
3.圧力鍋に米と水を入れる
Photo by Uli
圧力鍋に米と分量の水を入れます。
4.加熱する
Photo by Uli
蓋をしてあればピン(重し)をセットし、圧力がかかるまで強火で加熱します。圧がかかったら弱火で1~5分加熱します。
5.自然に圧力が抜けたら蓋を開ける
Photo by Uli
火を止めて圧力が自然に抜けるまで放置します。圧力が完全に抜けたら蓋を開けます。
6.ごはんをほぐす
Photo by Uli
ごはん全体を底から返すようにほぐして完成です。ごはん粒を潰さないようにしゃもじやヘラでやさしくほぐしてください。
米と水の分量の割合
合数 | 水の量 | 加圧時間 |
1合 | 約200cc | 超高圧1分/高圧2~3分/低圧4~5分 |
2合 | 約360cc | 超高圧1分/高圧2~3分/低圧4~5分 |
---|---|---|
3合 | 約540cc | 超高圧1分/高圧2~3分/低圧4~5分 |
4合 | 約720cc | 超高圧1分/高圧2~3分/低圧4~5分 |
圧力鍋でごはんを炊くときの注意点
1. しっかり浸水させる
ごはんを炊く前にしっかり浸水させましょう。短い時間で炊き上げる圧力鍋の場合、浸水が不十分だと米に芯が残り、おいしく炊けないことがあるのです。
2. タイマーで時間を計る
加圧の時間が長かったり短かったりすると、ごはんがベチャベチャになったりしっかり炊けなかったりと失敗の原因になってしまいます。
圧力鍋でごはんを炊くための最大のポイントなので、タイマーでしっかり計りましょう。
圧力鍋でごはんを炊くための最大のポイントなので、タイマーでしっかり計りましょう。
3. IHは不向き
IHクッキングヒーターは熱が高くなりすぎると勝手に火が止まることがあります。メーカーにより仕様が異なるため、圧力鍋を使う炊飯には不向きです。
圧力鍋でごはんをもっちりおいしく炊きましょう
煮物作りで活躍することの多い圧力鍋ですが、実はごはんを炊くときにも最適な調理道具です。浸水時間や水の量、加圧時間、火加減などのポイントをおさえれば、もっちり甘くておいしいごはんが炊けます。加熱時間も短いため、コンロを長時間占領しないのもうれしいですね。ぜひ炊飯時にも圧力鍋をご活用ください。
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