赤身肉で脂肪燃焼を促進!

ダイエット中に牛肉を食べるなら、おすすめはヒレやももなど低カロリーな赤身の部位です。

また、牛肉の赤身には、アミノ酸の一種である「カルニチン」という成分が豊富に含まれています。カルニチンは、長鎖脂肪酸と結合して細胞内にあるミトコンドリアに取り込むはたらきがあり、脂肪からエネルギーを生産するのに欠かせません。カルニチンは体内で合成されるものの、激しい運動により減少する場合があるため、食品から摂ることをおすすめします。(※8)

ダイエット中に牛肉を食べる際の注意点

ダイエット中に牛肉を食べる際は、使う調味料に注意しましょう。マヨネーズや砂糖などは、カロリーが高くなるのでおすすめしません。牛肉と一緒に食べるなら、わさびやにんにく、生姜といった香辛料を使いましょう。

また、ほかのおかずとの組み合わせも大切。牛肉を食べる前に「水溶性食物繊維」が豊富な野菜や海藻のおかずを食べてください。水溶性食物繊維は腸内をゆっくり移動する性質があるため、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。また、糖質の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急上昇を防いでくれますよ。水溶性食物繊維が豊富な食材を摂ってから、牛肉やごはんを食べるようにしましょう。(※9)

牛肉を上手に取り入れて

牛肉のカロリーや栄養素、ダイエットとの関係についてご紹介しました。部位によってカロリーがまったく違う牛肉、ダイエットの際には慎重に選びたいですね。適切に取り入れられれば、あなたの健康維持にひと役買ってくれることでしょう。
【参考文献】
(2022/08/31参照)
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