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連載:日本の食、再発見!あなたの知らない全国”珍”野菜巡り

通常は缶詰やパックで店頭に並ぶヤングコーンですが、5〜7月頃は皮付きのまま生でも販売されます。採れたて新鮮、旬の時期ならではのおすすめの食べ方、下処理から皮の中身の様子まで画像で解説!ヤングコーンの魅力をたっぷりご紹介します。

ヤングコーンとは

ヤングコーンはスーパーで缶詰やパックにして売られており、手軽に利用できる点や、独特の味と食感を好んで購入される方も多いと思います。サラダに入っていると、食感が良いアクセントとなって、様々なドレッシングとも相性が良い野菜ですよね。

そもそもヤングコーンとはどんな野菜なのか?成り立ちや起源、また下処理からおすすめの食べ方まで、ヤングコーンの魅力に迫ります。

ヤングコーンの歴史

ヤングコーンはその見た目からも想像つく通り、とうもろこし(スイートコーン)の実が大きくなる前に収穫される野菜です。

株の先端にできた雄穂(ゆうずい)の花粉から受粉した雌穂(しずい)がとうもろこしとして成長します。雌穂が3本以上できると、先の2本をしっかり太らせるため小さなうちに摘み取られ、ヤングコーン、ベビーコーンとして出回ります。

とうもろこし(スイートコーン)の起源

とうもろこしの原産地はメキシコ、グアテマラ等の中南米付近だと言われており、その誕生には諸説あるそうです。メキシコ周辺に自生していたテオシントと呼ばれるイネ科・一年草の野生植物を改良して誕生した説と、絶滅した野生種などから交配して作られた説など様々あり、いずれにしても、野生では育つことのない野菜のようです。

そして、メキシコ西部のバルサ流域で8700年前(紀元前6700年頃)、とうもろこしが人間の手により栽培されていることが分かり、その後アメリカ大陸へと伝わりました。アメリカでは主要穀物の一つとして、現在も大規模に栽培されています。日本へも飼料用としてたくさん輸入されているのは、ご存知の方も多いでしょう。

とうもろこしは、非常に歴史の長い野菜です。

日本での栽培の始まり

日本へは、1579年にポルトガル人から長崎または四国にフリントコーン(硬粒種)が伝わり、山間地を中心に栽培が始まりました。また明治時代に入ってから北海道開拓に伴い、北海道農事試験場がスイートコーン(甘味種)である「ゴールデンバンタム」という品種をアメリカから導入したことがきっかで、本格的な栽培と流通が始まったそうです。

今では全国でとうもろこしの栽培が広がり、温暖な地域では4月頃から種をまき、7月に収穫、寒冷地では5月頃から種をまき、8月に収穫し、スーパーの店頭に並びます。日本のとうもろこし(生食)の自給率はほぼ100%と言われています。

ヤングコーンの旬の時期と主な生産地

ヤングコーンはタイなどの輸入品が多いですが、旬の時期は国産が出回り、とうもろこしが収穫される前の5月〜7月頃にスーパーに並びます。この時期は、皮付きのまま出回ります。皮付きの状態であると鮮度が保たれ、またひげや内側の柔らかい皮も食べられるんです。

主な生産地は北海道で、国内生産量の約半分を占めます。次に千葉、茨城、群馬と続きます。

鮮度の見分け方、保存方法

皮付きのまま販売されている場合は、ぜひ皮付きのまま購入しましょう!実が取り出された状態より、皮付きの方が鮮度は保たれます。またひげが茶色くなっていないもの、皮がピンと張ったものが新鮮です。

下処理の方法

皮を頭の方からゆっくり剥がしていきます。実は割れやすいため、一枚一枚優しく剥いていきましょう。
ある程度の薄さになったら、包丁を縦にして軽く切れ目を入れると、実が取り出しやすくなります。

中身の様子

皮の中身の半分は、ひげです。

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