中身の様子
皮の中身の半分は、ひげです。
繊細でなめらかなひげがたっぷり入っています。ひげの数は実(粒)の数と一致すると言われています。
実の先端箇所が、ひげと繋がっています。
ひげをプチプチと手で引っぱっていくと、簡単に抜き取ることができます。あっという間に綺麗なヤングコーンの形になります。調理の際は、茎をカットして下茹でしてから使用します。
断面図
断面をカットするとこんな感じです。大きく成長したら、まさにとうもろこしだと想像できますね。芯や茎の部分は非常に柔らかく、簡単に包丁が入ります。
ひげまでおいしく!ヤングコーンの食べ方
皮を順に剥がしていくと爽やかな新緑の香りが漂います。実を生の状態でカジってみると、シャリシャリとした食感が楽しい野菜です。鮮度が良いものは生でも甘いのですが、基本的に下茹でしてから調理に使用しましょう。
・下茹で方法: お湯に塩を入れて3〜4分茹でます。茹で上がったら取り出し、そのまま冷まします。
・ひげの下処理方法: ひげも食べることができるので、ぜひ調理してみてください。沸騰した鍋に入れて1分ほど茹でます。水に取り、水分を切ったら出来上がり。適当な大きさに切って、マヨネーズ、お好みのドレッシングでいただきましょう。ひげの甘さを感じることができますよ。
おすすめの食べ方:グリルで10分
皮付きのままグリルで焼くと香ばしさがアップし、ひげの部分はさらに甘さが引き出され、おいしくいただけます。外皮を2〜3枚はがし、ひげの部分は焦がさないようアルミホイルで巻いておきます。グリルに入れたら、しっかりと香ばしい色がつくように10分程度加熱してください。焼き上がったら、やけどに注意しながら皮を剥いていきます。実よりもひげの甘さにきっと驚くはずです!
料亭などでは、ひげの天ぷらとして提供しているお店もありますよ。その甘さや食感は、高級店でも余すことなく活用されているんですね。
おわりに
今回は愛知県産ヤングコーンを購入しました。小ぶりでありながらシャキシャキした食感とヤングコーンならではのおいしい食べ方があるので、ぜひ皮付きの状態で購入してみてくださいね。
- 1
- 2
特集
FEATURE CONTENTS