6. オレンジ

ネーブルオレンジ100g当たりのクエン酸含有量は0.8gです。オレンジにはビタミンCと食物繊維、ミネラルが豊富。柑橘類のなかでもバランスのよい食品なんですよ。

さわやかな酸味がマリネやサラダにぴったり。肉のソテーの味付けにも合うので、試してみてください。

7. いちご

いちご100g当たりのクエン酸含有量は、0.7gです。また、ビタミンCやアントシアニンが含まれており、小さい見た目ながら栄養豊富なことが特徴です。

鮮やかな赤色とバランスの取れた酸味・甘みが魅力。ゼリーやタルト、ケーキなどさまざまなスイーツに活用したいフルーツですね。

8. 青大豆

大豆のなかでも青大豆は、筋肉を作るたんぱく質が豊富。また、食物繊維やカルシウム、鉄などのミネラルもバランスよく含む食材です。

青大豆にもクエン酸が含まれ、100gあたり1.7gあります。食品のなかでもとても優秀な含有量なので、青大豆を見かけたらぜひ注目してみてください。(※9)

9. じゃがいも

じゃがいも100gには、クエン酸が0.3g含まれています。抗酸化作用があるビタミンCも摂取できます。じゃがいもは普段の食生活に摂り入れやすい食材なので、常備していろいろと活用してみてください。

賢く摂取!クエン酸の効果的な摂り方

ポイント

  1. 時間を分けて摂取する
  2. ビタミンB群と併せて摂る
  3. スポーツ後は糖質と一緒に摂取する
クエン酸は時間が経つと排出される成分ですので、一度にたくさん摂るよりもこまめに摂取するのが効率的だと言えます。

また、ビタミンB群はクエン酸回路(TCAサイクル)に関わる成分。クエン酸と一緒に摂ることでエネルギー生産をスムーズにおこなえますよ。

なお、スポーツのあとは多くエネルギーが消費されているため、体内に早く吸収される糖質を一緒に摂りましょう。(※2,11,12,13)

日常にクエン酸を取り入れよう

クエン酸は健康に欠かせない成分。継続的に摂取することで、あなたの健康を内側からサポートしてくれます。ぜひ上記の食品や摂り方を参考にしていただき、健康維持に役立ててくださいね。
【参考文献】
※5 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
(2024/08/17参照)
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