3. 梅干し

梅干しも、クエン酸を多く含む食品の代表的存在。ひと粒当たりのクエン酸含有量は、約0.7g。(※7)ひと粒10gほどなので、100gに換算すると、約7gものクエン酸が含まれている計算になります。 2種類の食物繊維(不溶性と水溶性)をバランスよく含んでいたり、カリウムが豊富であることも特徴です。ただし、梅干しは非常に塩分が多いので、食べ過ぎは禁物。シンプルにご飯のおともにしたり、和え物に使ったり、梅肉ソースとしてさまざまなレシピに活用できます。

4. キウイ

100g当たりのクエン酸含有量は、約1gです。(※8)キウイには、たんぱく質を分解する酵素が含まれているので、お肉料理のあとに食べると消化をうながす作用が期待できます。(※9)

キウイはそのまま食べる以外には、ジャムにする人が多いようです。ドレッシングの材料に加えれば、フルーティーさも楽しめますよ。

5. グレープフルーツ

グレープフルーツ100g当たりのクエン酸含有量は、1.1gです。(※10)グレープフルーツの爽やかな香りは、香り成分であるヌートカトンとリモネンによるもの。 グレープフルーツは甘みと酸味、そして少々の苦味があるので、ジャム、ジュレ、スムージー、ゼリーなどスイーツだけでなく、サラダの材料にも使いやすい食品です。

6. オレンジ

オレンジ(ネーブルオレンジ)100g当たりのクエン酸含有量は、0.8gです。(※11)オレンジにはビタミンCとペクチンが多く、リン、鉄、ナトリウム、カルシウムなどミネラル成分も含んでいます。柑橘類のなかでも、バランスのよい食品なんですよ。 さわやかな酸味がマリネやサラダにぴったり。お肉のソテーなどの味付けにも合うので、試してみてください。

7. いちご

いちご100g当たりのクエン酸含有量は、0.7gです。(※12)また、ガムに含まれていることの多いキシリトールや、アントシアニンというポリフェノールも含まれており、小さい見た目ながら栄養豊富なことが特徴です。 鮮やかな赤色とバランスの取れた酸味・甘みで、ゼリーやタルト、ケーキなど、さまざまなスイーツに活用したいフルーツですね。

8. 青大豆

大豆のなかでも青大豆は、たんぱく質と脂質が豊富で、体の骨や筋肉を作る栄養素から、食物繊維やカルシウム、鉄などのミネラルもバランスよく含む食材です。

実は、青大豆にもクエン酸が含まれ、100gあたり1.7gあります。(※13)食品のなかでもとても優秀な含有量なので、青大豆を見かけたら、ぜひ注目してみてください。
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