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フルーツと紅茶のマリアージュをたのしもう!
紅茶のアレンジで、フルーツを使ったものはたくさんあります。
「紅茶のアレンジなんて難しそう」と思うかもしれませんが、みなさんよくご存知のレモンティーもフルーツを使ったアレンジティーのひとつ。もっと気軽に、お好みのフルーツを使って、フルーツと紅茶のマリアージュをたのしんでみてください。
紅茶とフルーツの意外な関係
フルーツには、ビタミン類や食物繊維、カリウム、鉄分、葉酸などたくさんの栄養成分が含まれています。これらの栄養素は、風邪や生活習慣病、冷え性、便秘の予防などに役立ちますね。
また、紅茶にはカフェインが含まれていますが、カフェインの利尿作用で不足した栄養成分をフルーツで補うことができるので、紅茶とフルーツの組み合わせはとってもおすすめなんです!
フルーツといってもいろいろな種類がありますが、なかでもりんごや柑橘類がとくにおすすめ。これらにはビタミンやカリウム、果糖が多く含まれているので、栄養を補いながらおいしくアレンジできます。
フルーツティーに使う茶葉の選び方
フルーツティーを作る際に、紅茶の種類や茶葉はどんなものを選んだら良いでしょう。
以前の記事でご紹介した通り、アイスティーの場合は茶葉を選ぶコツがありますが、ホットティーでは「この茶葉でなければ」という決まりはありません。肩肘張らずに、お好みのものをお使いください。
香りの強すぎない茶葉を
ただし、せっかくフルーツティーを作るならフルーツ自体の香りをたのしみたいもの。あまり香りの強い茶葉でないほうが良いかもしれません。
私がフルーツティーを作る時は、南インド産の「ニルギリ」やインドネシア産の「ジャワ」を使うことが多いです。また、リンデン、ジャーマンカモミールなどのハーブティーもフルーツと合わせやすいですよ。
ちなみに香りの強い茶葉で代表的なものには、スモーキーな香りがする「キームン」、正露丸のような香りを持つ「ラプサンスーチョン」、そして様々なフレーバードティーなどがあります。
フレーバードティーは香りが着けられていますが、上手に使えばおいしいフルーツティーが作れます。例えば、アップルフレーバーの「アップルティー」にりんごを合わせたり、ベルガモットの香りの「アールグレイティー」にオレンジを組み合わせてアレンジしたり。香りをさらに引き立たせたい時に使ってみてください。
水色が薄くなることを念頭に
また、フルーツに含まれているフルーツ酸には紅茶の水色(すいしょく)を薄めてしまう性質があります。その点を押さえておくと、紅茶を濃く出し過ぎて渋くなってしまうのを防げます。また、あらかじめ水色の濃い茶葉を選ぶのもポイントです。
フルーツティーの作り方(入れ方)は簡単
それでは、実際にフルーツティーを作ってみましょう。
フルーツティーというと難しそうに思われるかもしれませんが、じつはとてもシンプル。紅茶とお好みのフルーツを合わせれば、それだけで「フルーツティー」になるんです。
フルーツを絞ったり、カットして使ったりするのはもちろんですが、ジュースを使うといっそうお手軽に作れますので、試してみてください。
また、フルーツそのものをお茶に浮かべたり、カップやグラスに飾ったりすると、見た目でもたのしめます。
フルーツを使う際には、下準備としてポットや鍋にいれる分は、表面積が大きくなるように細かくカット。カップなどに飾る分は、少し大きめにカットするのがおすすめです。
バナナのように水色を濁らせてしまうフルーツを使うときは、ミルクティーにするのがポイントです。
それでは、すぐに作れてしまう簡単なフルーツティーから、ちょっと手間をかけたフルーツティーまでおすすめのレシピをご紹介します。
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