Name: 炭酸水入りホットケーキの作り方。味や高さなど違いをパティシエが検証
Cuisine: 日本

通常のホットケーキはふわっと焼けていますが、少しもちっとしていてしっとりした食感もあります。手で持ってもしっとりしていて、吸いつくような感じがありました。

炭酸水入りのホットケーキは、ふんわりと軽い食感。歯切れがよく、口の中でほろほろっと崩れます。手で持つと通常のホットケーキよりも全体的にふくらんでいて、軽く感じられました。

味

Photo by Raico

通常のホットケーキは少し弾力があってしっとりしているため、生地が口に残る時間は長いです。粉の風味や甘味を強く感じました。

炭酸水入りのホットケーキは軽くて口どけがよいので、粉の風味や甘味はあるものの噛むとすっとなくなっていきます。口の中に長く味が残らない印象でした。

断面

半分にカットして木製のボードに並べた、通常のホットケーキ（左）と炭酸水入りのホットケーキ（右）

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通常のホットケーキは気泡が入っていて、生地が持ち上がっています。炭酸水入りのホットケーキは、通常のホットケーキと同じような気泡がありつつ、細かい気泡が生地全体に入っているのが分かりました。細かい気泡は炭酸水によるもので、生地は通常のホットケーキよりも膨らんでいます。

高さ

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断面の高さを測ると、通常のホットケーキは約2.2cm、炭酸水入りのホットケーキは約2.5cmでした。通常のホットケーキは生地が平たく焼けていて、ややのっぺりした感じ。炭酸水入りのホットケーキは生地全体がふわっと浮き上がっているようにふくらんでいて、少し厚くなっていました。

冷めてからのおいしさ

カットして木製のボードにのせた、通常のホットケーキ（左）と炭酸水入りのホットケーキ（右）

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通常のホットケーキは、冷めてもややしっとり。冷めるほどもちもちさが増して弾力のある食感になりました。少し硬くなって生地の軽さはなくなるので、ホットケーキのおいしさは落ちた印象です。

炭酸水入りのホットケーキは、冷めてもほとんど味に変化がなかったです。ふんわりと軽い食感のままで、生地の軽さがキープされていました。

ふわふわ食感。炭酸水を使うと冷めてもおいしい！

ホットケーキを作るとき、炭酸水を入れるとふんわりと軽い食感に仕上がります。水で作ったものと比べると、食感だけでなく冷めてからのおいしさに違いが出ました。

水で作るホットケーキは、しっとりもっちりした食感。冷めるにつれてせっかくの味わいが失われるので、温かいうちに食べるとよいでしょう。

炭酸水を使うと、冷めてもふわふわでおいしく食べられるのがよいところ。ぜひ炭酸水を使って、ホットケーキを作ってみてくださいね。