
しその実って?
居酒屋などでお刺身を食べる際に、薬味としてわさびと一緒に出てくる「しその実」。あのひと粒ひと粒が、しその実です。涼しくなってくると、しそが次々に花を咲かせ、その直後に実がなります。しそは、葉っぱから穂先まで捨てることなく使える野菜なんですよ。
しその実の収穫時期
しその葉(大葉)の部分を刻んで薬味として活用したり、刺身に添えられる花しそなどがありますが、今回ご紹介する「しその実」は、花しそからさらに成長した、「穂しそ」の部分にあたります。
収穫時期は9月中旬〜下旬頃で、しその穂先に花が2〜3個残っている状態がベスト。これよりも早いと、実がまだ小さかったり、遅すぎると実が固くなっているんだそう。花がすべて落ちてしまうと収穫時期としては、遅すぎなんです。プチプチとした食感を楽しむために、ベストな状態の穂しそを確認しておきましょう。
▼しそについて詳しくはこちら
覚えておきたい!しその実の塩漬け保存法
しその実をしごき取り、水でしっかり洗います。鍋にお湯を沸かし、塩を入れ、沸騰したら火を止めます。そこにしその実を入れ、そのまま30分~1時間ほど漬けておきます。水気を切ったら、あとは塩を加え、保存用の瓶に入れ、数日たったらできあがり♪
しその実のアレンジレシピ8選
1. しその実の出汁醤油漬け
しその実の醤油漬けのレシピです。しその実の塩漬けと作り方はほとんど同じで、しその実を醤油に漬けるだけ。塩漬けに比べて、だしの香りとコクのある味わいがおいしいんです。そのままお酒のおつまみにしても◎
2. しその実のゴマ油炒め
ごま油でじゃこを炒め、しその実を入れてしんなりするまで炒めたら、お酒や砂糖などの調味料を入れて軽く炒めたらできあがり!ごま油で炒めたじゃことしその実の豊かな風味で、ご飯がどんどんすすみます。
3. しその実とちりめんじゃこの佃煮
アク抜きをし、水気を切ったしその実とちりめんじゃこ、砂糖、醤油を入れ煮詰めます。水気がなくなるまで煮詰めたらできあがり♪ ちりめんじゃこから出る魚のうまみと、しその実の爽やかな香りが、おいしいひと品です。
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