ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

ライタとはどんな料理?

ライタとは野菜とプレーンヨーグルト(無糖)を和えて、スパイスで風味付けをするサラダです。インドでは家庭料理として親しまれています。プレーンヨーグルトの酸味やスパイスの風味で、さっぱりと食べられる副菜です。

インドではカレーやビリヤニに添えたり、ナンに付けて食べたり、さまざまな食べ方をします。野菜はきゅうりやトマト、スパイスはクミンやチリパウダーを使うのが一般的です。パクチーやミントなどのハーブを加えることもあります。

おうちで作ってみよう!インド料理ライタレシピ4選

1. カレー粉で手軽に。きゅうりとアボカドのライタ

Photo by macaroni

カレー粉は数種類のスパイスがブレンドされているので、手軽にライタの風味付けができます。シャキシャキとしたきゅうりとなめらかなアボカドの食感が相性抜群。アボカドにレモン果汁を混ぜておくと、色をきれいに保てますよ。

2. 濃厚な味わい。きゅうりとトマトのライタ

水分が少ないギリシャヨーグルトを使って、ライタを濃厚な味わいに仕上げましょう。ミックスナッツは粗めに刻んで、食感のアクセントに。すりおろしにんにくの香りが食欲をそそります。作ってから時間がたつと具材から水分が出てしまうので、食べる直前に和えてくださいね。

3. 爽やかな辛味。おろしきゅうりと青唐辛子のライタ

辛いものが好きな方におすすめのレシピです。青唐辛子とわさびを使うと、辛味とともに爽やかな風味が感じられます。インド料理だけでなく、洋食にも合いますよ。具材に塩をふって水気をしっかりと切るのがおいしく作るポイントです。

4. 彩りと食感が楽しめる。赤玉ねぎのライタ

赤玉ねぎの色とシャキシャキ食感が楽しめるライタです。プレーンヨーグルトと混ぜると、赤玉ねぎの辛味がまろやかになります。クミンパウダーをしっかりときかせて、本格的な味わいに。普通の玉ねぎを使う場合は、水にさらして辛味を抜くと食べやすくなりますよ。

インド料理ライタはアレンジ次第で和食や洋食にも

ライタは具材とプレーンヨーグルト、スパイスを混ぜるだけで完成するのでとても簡単。「あとひと品ほしい」というときにもぴったりです。プレーンヨーグルトのまろやかながら酸味のある味わいとスパイスの風味の相性がよく、野菜がおいしく食べられます。

インド料理に合わせるのが一般的ですが、具材や味付けを工夫すれば和食や洋食の副菜にもなりますよ。さっぱり系のおかずが食べたいときに、ぜひ作ってみてください。
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