ライター : macaroni 料理家 えも

料理研究家 / 調理師 / 製菓アドバイザー

米粉のお菓子をおいしく作るためのポイント

Photo by kanakotamura

米粉でお菓子を作るときは、まず米粉の特徴を理解しておくことが大切です。

・米粉は「製菓用米粉」を使用する
米粉は粒子の大きさによって吸水率や吸油率が異なるため、お菓子作りには粒子の細かい「製菓用米粉」を使うのがおすすめ。製菓用米粉は製菓材料店などで手に入りますよ。

・ふんわり仕上げるには「卵」や「ベーキングパウダー」を活用する
小麦粉と違ってグルテンを含まないため、ふんわりと仕上げたいときは卵やベーキングパウダーを上手に活用しましょう。生地が硬く感じた場合は、牛乳や豆乳などの水分を少しずつ加えて調整を。混ぜすぎても粘りが出にくく、初心者でも扱いやすいのが米粉の魅力です。

・乾燥防止に冷めたら「ラップ」で包むのを忘れずに
焼き上がり後は乾燥しやすいので、冷めたら早めにラップで包み、しっとり感を保ちましょう。

米粉はお菓子作り初心者でも安心して扱える素材です。ぜひ、これからのお菓子作りに取り入れてみてくださいね。
米粉で作る蒸しパンは、ふんわりもちっとした食感が特徴です。蒸し器がなくてもOK。混ぜてレンジで加熱するだけで簡単に作れます。蒸しパン用のカップやココットがなくても耐熱容器で手軽に作れるのがうれしいポイントです。
小さく切ったさつまいもを蒸しパン生地に混ぜ込んで、ほくほく食感も楽しめる蒸しパンを作りました。火の通りを良くするために、さつまいもは小さめに切って大きさをそろえるとよりおいしく仕上がります。さつまいもの食感がアクセントになって食べ応えもあるひと品ですよ。
もちっと食感がクセになる!米粉で作るグルテンフリーのクレープです。グルテンが発生しないので、生地を休ませずに混ぜてすぐ焼けるので時短で作れます。米粉で作ることで軽い口当たりに仕上がるので、クリームやフルーツをたっぷり挟むのがおすすめですよ。
ペースト状にしたかぼちゃを生地に混ぜ込んだかぼちゃ蒸しパンです。かぼちゃの自然な甘さが米粉のやさしい味わいと相性抜群!蒸し器がなくても耐熱容器で混ぜてレンジで加熱するだけなので、食べたい時にすぐ作れるレシピですよ。
小麦粉不使用、揚げずにオーブンで焼いて作るヘルシーな焼きドーナツ。米粉のもっちり食感が特徴で、シンプルなレシピなので米粉そのもののやさしい甘さが感じられます。ココアパウダーやチョコチップなど、お好みの具材でアレンジ無限大です。
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