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玉ねぎを使わなくてもカレーはおいしく作れる?
玉ねぎはカレーにおいて、甘みや旨み、豊かな香りを生み出す非常に重要な存在です。 そのため「玉ねぎを入れないとカレーは成立しないのでは?」というイメージを持つ方も多いはず。 しかしバターチキンカレーのように、実際には玉ねぎを使わないカレーも世界各地に存在します。
玉ねぎなし。野菜の旨みが溶け込む絶品カレー
調理時間
90分
玉ねぎを使う代わりに、にんじんとりんごでやさしい風味とコクをプラス、にんにくとしょうがでほどよいパンチを効かせたひと皿。じっくりと具材を煮込むことで素材本来の甘みと旨みが溶け出し、市販のカレールーだけでも奥行きのある味わいに仕上がりますよ。
材料(4皿分)
- にんじん 2本
- りんご 1/2個
- 牛ロース肉(カレー・シチュー用) 250g
- にんにく(すりおろし) 小さじ1杯
- しょうが(すりおろし) 小さじ1杯
- バター(有塩) 20g
- 味付塩こしょう 少々
- カレールー 70g
- 水 600cc
- サラダ油 小さじ2杯
コツ・ポイント
- にんじんやりんごはすりおろしではなく、やわらかく煮てからポタージュ状にすると、舌触りがなめらかでやさしい味わいに仕上がります。
作り方
1.具材を切る
Photo by とも花
にんじんはヘタを切り落として皮をむき、乱切りにします。りんごは皮を剥いて芯と種を取り除き、乱切りにします。牛肉に味付け塩こしょうを振ります。
2.にんじんとりんごを炒めて煮る
Photo by とも花
熱した鍋にバターを溶かし、にんじんとりんごを入れて炒めます。
Photo by とも花
分量の水を加えてやわらかくなるまで煮込みます。
3.肉の表面を焼く
Photo by とも花
りんごとにんじんを煮ている間に、肉を焼きます。熱したフライパンにサラダ油をひき、肉を加えて表面にほどよい焼き目を付けます。
4.にんじんとりんごをポタージュ状にする
Photo by とも花
にんじんとりんごがやわらかく煮えたら火を止め、ハンドブレンダーで攪拌してポタージュ状にします。ミキサーやフードプロセッサーを使用する場合は粗熱が取れてから作業をしてください。
5.肉、にんにく、しょうがを加えて煮込む
Photo by とも花
鍋に肉とにんにく、しょうがを加えて火にかけます。煮立ってきたらアクを取り、弱火にして1時間ほど煮込みます。
6.火を止めてルーを加える
Photo by とも花
肉がやわらかく煮えたら一旦火を止め、ルーを加えて溶かします。水分が足りないと感じる場合は、ここで適量を加えて調整してください。
7.仕上げる
Photo by とも花
ルーが溶けたら再び火にかけ、とろみが付くまで煮込めば完成です。
注意点
市販のカレールーは、商品により使用するルーと水の分量が異なります。お使いの商品のパッケージに記載されている4皿分のルーと水に合わせて調整してください。
4の工程でミキサーやフードプロセッサーを使う場合、熱いまま入れて攪拌すると吹きこぼれたり容器をいためたりすることがあるため、粗熱が取れてから作業をするようにしてください。
4の工程でミキサーやフードプロセッサーを使う場合、熱いまま入れて攪拌すると吹きこぼれたり容器をいためたりすることがあるため、粗熱が取れてから作業をするようにしてください。
どこか懐かしい。玉ねぎがなくてもおいしく仕上がる
ご紹介したレシピは玉ねぎの主張がない分、具材の味やスパイスの香りがより一層際立ち、どこか懐かしさを感じるような心安らぐ味わいです。お子さんから大人まで楽しめる、まろやかで飽きのこないおいしさをぜひお試しください。
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大満足のおいしさ。
定番料理にしたい。
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