ライター : Uli

フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター

夏にぴったり!冷やしカレーのレシピ

Photo by Uli

調理時間 15
*カレーを冷やす時間は含みません
暑い季節になると、カレーを冷やしてさっぱり食べたくなることもありますよね。でも、市販のカレールーで作った定番のカレーをそのまま冷やしても、なんだかおいしくない……。そんな方におすすめの、冷やして食べてもおいしいカレーのレシピをご紹介します。

ホールスパイスを自ら挽くほどカレー好きな筆者が、身近な材料だけで作れる、夏にぴったりの冷やしておいしいカレーを考案しました。特別な材料は一切不要。カレー粉の辛さは商品によって異なるので、普段使っている量やお好みに合わせて調整してください。

材料(2~3人分)

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冷たいカレーをおいしくする3つのコツ

カレー粉と植物油を使う

市販のカレールーを使うと冷やしたときに油脂が固まって舌触りが悪くなるため、カレー粉と低温でも固まりにくい植物油を使い、なめらかなカレーを作るのがコツです。固まりにくいサラダ油や太白ごま油、米油、オリーブオイルなどお好みの油を使いましょう。

香味野菜とカレー粉をよく炒める

肉類をカレールーに混ぜないレシピのため、玉ねぎやにんにく、しょうが、カレー粉をよく炒めてコクや香ばしさを出すのが重要です。玉ねぎを炒めるときは、焦がさないようにときどき混ぜながら、ほんのり色づくまで炒めてください。カレー粉を加えたら焦げやすいので、少し火力を弱めて練るように混ぜながら炒めるのがコツ。

脂身の少ない肉を別ゆでして盛り付ける

脂身の多い肉類をカレーと一緒に煮込んで冷やすと、肉が硬くなったりルーの舌触りが損なわれやすいため、脂身の少ない肉を別ゆでして盛り付け時に合わせます。

冷やしカレーに合う肉は、しゃぶしゃぶ用の豚ロース肉や豚肩ロース肉、赤身が多い牛肉(薄切り)です。ささみや鶏むね肉、鶏もも肉などを使う場合は、ゆでるか蒸して冷まし、盛り付け時にトッピングしてください。

作り方

1.玉ねぎを薄切りにする

繊維を断つように薄切りにした玉ねぎ

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玉ねぎの繊維を断つように薄切りにします。

2.玉ねぎを炒める

玉ねぎを炒める様子

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鍋にサラダ油と玉ねぎを入れ、中火で玉ねぎがしんなりして薄く色づくまで炒めます。全体が色づく前に部分的に焦げそうになったら、水大さじ1~2杯(分量外)を加えます。

3.しょうが、にんにく、カレー粉を加える

しょうがとにんにく、カレー粉を加えてヘラで練りながら炒める様子

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しょうが(すりおろし)、にんにく(すりおろし)、カレー粉を加え、やや弱火で香りが立つまで1分ほど混ぜながら炒めます。

4.固形コンソメ、ケチャップ、水を加える

カレーを鍋で煮込む様子

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固形コンソメ、ケチャップ、水を加えて煮立たせ、5分ほど弱火で煮込みます。味見をして物足りなければウスターソースやしょううゆ、味が濃ければ水、辛ければ牛乳や豆乳を少量ずつ加えて味をととのえます。

5.冷蔵庫で冷やす

カレーを保存容器に移した様子

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保存容器に移して粗熱が取れたら冷蔵庫で1時間以上冷やします。

6.豚ロース肉をゆでる

豚ロース肉を鍋でゆでる様子

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水800cc(分量外)を鍋に入れて沸騰させ、酒と塩を加えます。豚ロース肉を3~5枚ずつ入れて、箸でほぐすように混ぜます。
火を通した豚ロース肉をザルにあげた様子

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全体の色が変わったらザルにあげて冷まし、お好みで食べやすいようひと口大に切っておきます。しっかり冷やしたい場合は冷蔵庫で30分ほど冷やします。

7.盛り付ける

冷やしカレーを盛り付けた様子

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皿にごはん、冷やしカレー、豚ロース肉をのせて盛り付けて完成です。お好みでゆで卵や温泉卵、オクラやトマトなどをトッピングしてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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大満足のおいしさ。 定番料理にしたい。
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