大人の汁物から取り分けする

離乳食を作る時に一番簡単な方法は「大人の汁物から取り分ける」ことだと私は思っています。例えば、みそ汁を豆腐とにんじんと玉ねぎを作ったら?離乳食初期から食べられますよね。

それにおかゆをプラスしたら、炭水化物、ビタミン、タンパク質の入ったバランスの良い献立になりますよ!

大人と一緒の簡単スープレシピ

では、みそ汁の取り分け離乳食レシピを紹介しますね。とっても簡単です。大人もみそ汁にいろいろな野菜を入れて楽しんでみましょう!

豆腐とさつまいものみそ汁

作り方

  1. 豆腐、さつまいも、玉ねぎを切る
  2. かつお昆布だしに、さつまいも⇒玉ねぎ⇒豆腐の順に入れ、軟らかくなるまで煮る
  3. いったん取り出して、赤ちゃんの月齢に合わせて具材を切る
  4. 別の小鍋にだしと入れて、後期以降は、少量のみそで風味づけする
ポイント:
・裏ごしすれば離乳食初期から食べられます
・大人の分は、赤ちゃんの離乳食を取り分けた後に味付けしましょう

かぼちゃと小松菜のみそ汁

作り方

  1. かぼちゃ、小松菜、玉ねぎを切る
  2. かつお昆布だしに、かぼちゃ⇒小松菜・玉ねぎの順に入れ、軟らかくなるまで煮る
  3. いったん取り出して、赤ちゃんの月齢に合わせて切る
  4. 別の小鍋にだしと入れて、後期以降は、少量のみそで風味づけする
ポイント:
・裏ごしすれば離乳食初期から食べられます
・大人の分は、赤ちゃんの離乳食を取り分けた後に味付けしましょう

かぼちゃの豆乳ポタージュ

作り方

  1. かぼちゃの種とワタと皮をむき、煮やすい大きさに切る
  2. かつお昆布だしでかぼちゃを軟らかくなるまで煮る
  3. ミキサーをかける
  4. だしと同量の豆乳と一緒に鍋にかけ弱火でコトコト沸騰させる
  5. 後期以降は、少量のみそで風味づけする
ポイント:
・離乳食初期から食べられます
・大人の分は、赤ちゃんの離乳食を取り分けた後に味付けしましょう

離乳食作りが面倒なときは、汁物から取り分けよう!

離乳食づくりに100点を目指さなくて大丈夫です。50点を目標に置けば、ママの気持ちもラクになります。リラックスして、離乳食の時間が楽しくなってほしいなと思います。

次回は、「赤ちゃんが離乳食を食べる量が少ない」ときのお話しです。赤ちゃんが離乳食をあまり食べてくれなかったら、本当に心配ですよね。食べてくれない時の対処方法と、赤ちゃんが食べやすいレシピを紹介したいと思います。
中田馨。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。保育士で中田家庭保育所施設長。関西と関東中心に離乳食講座を開催、クックパッドベビーでも執筆中。“かおりの「和の離乳食レシピ」ブログ”で離乳食レシピを毎日投稿中。
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