ブロッコリーは生で食べられる！でも危ないってほんと？

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生のブロッコリーのほうがとれる栄養がある

ゆでて食べることが多いブロッコリーですが、生でも食べることができます。花蕾の部分だけでなく、茎も生食可能です。

ブロッコリーを生で食べるメリットは、加熱やゆで調理によって失われやすい栄養を無駄なく摂れること。たとえば生のブロッコリー100gあたりのビタミンC量は140mgですが、ゆでたブロッコリーは55mg。生食したほうがビタミンCを多く摂れますよ。

しかし、ブロッコリーをゆでるとアクや臭みが和らぐため、野菜が苦手な方は加熱したほうが食べやすいかもしれません。また、ブロッコリーを生食するにはいくつか注意したい点があります。詳しく見ていきましょう。（※1,2,3）

生のブロッコリーは消化の負担になるおそれあり

生のブロッコリーとゆでたブロッコリーを同量で比較すると、生のブロッコリーのほうが食物繊維量が多く含まれます。一見メリットのように思えますが、食物繊維が多い食品は消化が悪いため、胃腸の調子がよくないときには注意が必要です。

小さい子どもや胃腸の調子が悪い方はブロッコリーを生食するのは避け、やわらかく煮て食べてくださいね。（※2,3,4）

生のブロッコリーだとかたくて、アクを感じることがある

ブロッコリーのアクや臭みはゆでることで軽減されますが、生食する場合は取り除けないため食べにくさをおぼえるおそれがあります。また、食感がかたく、繊維質に感じやすいので調理に工夫が必要です。

ブロッコリーを生のままおいしく食べるには、食感が気にならないようにするのがポイント。花蕾は小さく、茎は皮をむいて薄く切りましょう。ミキサーにかけてスムージーにするのも一案です。

また、コクのあるマヨネーズやツナ缶と組み合わせると、アクや臭みをカバーできますよ。（※1）

ブロッコリーを生で食べるときの注意点

ブロッコリーをしっかり洗う

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生でブロッコリーを食べるときは、農薬や汚れを落とすためにしっかり洗うことが大切。ブロッコリーの花蕾の部分に汚れが入り込んでいる場合があるため、水でさっと洗い流すだけでは不十分です。

ポリ袋にブロッコリーを入れ、全体が浸かるように水を入れて20分ほど放置したあと、振り洗いをしましょう。

または、ボウルに水を張ってブロッコリーの花蕾を浸け、茎を持って円を描くように振り洗いをする方法でもOKです。水の温度は汚れが落ちやすい「50度」がおすすめ。

いずれの方法でも、塩や食品用の重曹を水に加えると汚れが落ちやすくなります。

知っておくべき「ブロッコリー」の効率的な洗い方。隠れた虫や汚れをきれいに！ - macaroni

みなさんはブロッコリーをどのように洗っていますか？この記事では、効率の良いブロッコリーの洗い方を徹底解説！水があればできる洗い方から、塩や重曹を使う方法までまとめています。あなたの生活に合った洗い方を、試してみてくださいね。

新鮮なブロッコリーを選ぶ

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生野菜は食中毒のリスクがあるため、ブロッコリーを生食するときは状態の良いものを選び、新鮮なうちに食べましょう。

新鮮なブロッコリーは花蕾が硬く、密集して引き締まっているのが特徴です。また、花蕾の緑色が濃いものや、茎の切り口がみずみずしいブロッコリーも新鮮です。

一方で、花蕾がやわらかいもの、色が黒ずんでいるものは鮮度が落ちているおそれが。生食には適さないため、避けましょう。（※5）