里芋は寒さと乾燥が苦手!適切な保存がポイント

Photo by 稲吉永恵

里芋は低温と乾燥に弱く、さらに湿った状態で保存するとカビが生えやすいという繊細な野菜です。5℃以下では低温障害を起こし赤く変色するおそれがあり、また乾燥すると水分がとんで食感が悪くなるので注意が必要。

温度管理や湿度などに気をつけ常温、冷蔵、冷凍それぞれに適切な保存方法をおこなうのが大切ですよ。ポイントを押さえた里芋の正しい保存方法をチェックしておきましょう。
保存方法保存期間
常温新聞紙を広げた段ボールに入れて冷暗所で保存約1ヶ月
冷蔵丸ごとキッチンペーパーや新聞紙で包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存約2週間
カットラップで包むか保存袋に入れて冷蔵庫で保存2〜3日
冷凍丸ごと流水で洗って水気を拭き1つずつラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存約1ヶ月
カットフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存約1ヶ月
ゆでゆでて冷まし、ラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存約1ヶ月
里芋を長持ちさせたいなら、土付きのまま新聞紙を広げた段ボールに入れて常温保存するのがおすすめです。ただ、15℃前後の温度を保てない場合は新聞紙とポリ袋で包み冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。一旦カットするとあまり日持ちしないため、長期保存には冷凍保存がベストです。食感も変わらず、1ヶ月ほど鮮度をキープできますよ。

里芋の保存方法は下記をチェック▼

里芋の赤い部分は食べられるので安心して!

里芋の赤い部分は、ポリフェノールの酸化が原因なので食べても構いません。ただ里芋特有のほっくりねっとりとしたおいしさを味わえる可能性は低いため、赤い筋や斑点が発生しない適切な保存方法をおこなうのが大切です。

里芋は低温、乾燥、湿気に弱い野菜。なるべく新鮮なうちに食べるようにし、季節に合った適切な保存をして鮮度をキープしてくださいね。

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