ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

なすを切ったら黒いぶつぶつが!その正体とは?

Photo by 稲吉永恵

なすを切ってみたら黒いぶつぶつが出ていることがあります。一見傷んでいるように見えるかもしれませんが、このぶつぶつの正体はなすの種。そして黒くなっているのは、熟して変色したからなのです。なすは鮮度がよいと身が真っ白ですが、鮮度が落ちると種が白色から茶色、黒色へとどんどん変色します。

黒いぶつぶつがあるなすは腐っている?食べてOK?

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黒いぶつぶつがあるなすは腐っているわけではありません。なすは鮮度が落ちると種が変色するため、日が経って新鮮さが失われている状態と言えるでしょう。黒いぶつぶつがあっても問題なく食べられますが、鮮度が落ちているためなるべく早めに調理して食べるようにしてくださいね。

茶色になったなすは食べられる?食べたらNGのなすは?

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なすは冷蔵庫で保存していると茶色に変色することがあります。冷やし過ぎると低温障害を起こし縮んだり茶色に変色したりするため、保存方法も注意が必要ですよ。

なお、茶色に変色したなすも食べられますが、黒いぶつぶつ同様鮮度が落ちている状態です。早めに調理して食べてください。食べたらNGのなすは、異臭がしたり触るとブヨブヨしたりカビが生えていたりします。このような場合は処分してくださいね。

適切な保存方法はこちら▼

なすの黒いぶつぶつの正体は変色した種だった!

なすを切ったときに黒いぶつぶつがあると心配になりますが、実はその正体は種だったのです。食べられると分かれば、安心したのではないでしょうか。

ただ鮮度が落ちている証拠でもあるため、なるべく早めに食べ切るようにしてください。購入の際は皮の色が濃く張りとツヤがある新鮮ななすを選んで冷やし過ぎないように保存しましょう。

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