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お盆に精進料理をいただく意味
お盆に精進料理をお供えし、家族で囲むのは、命を慈しみ、ご先祖様へ感謝の心を届けるためです。一見むずかしそうですが、コツさえ押さえればご家庭でも手軽に作れます。
動物性食材を使わず、野菜や豆類など自然の恵みを活かした料理は、夏の疲れた胃腸を労わるのに最適。おいしく食べて家族の健康を守れる点が、現代の家庭に取り入れる最大のメリットです。
動物性食材を使わず、野菜や豆類など自然の恵みを活かした料理は、夏の疲れた胃腸を労わるのに最適。おいしく食べて家族の健康を守れる点が、現代の家庭に取り入れる最大のメリットです。
精進料理の基本ルールと失敗しない工夫
精進料理の基本ルール
- 動物性食材は使わない
- 「五葷(ごくん)・五辛(ごしん)」を控える
精進料理では肉や魚はもちろん、だしも昆布や干ししいたけなどの植物性素材からとるのが基本です。にんにく、ねぎ、ニラ、玉ねぎ、らっきょうなど香りの強い野菜は、精神を落ち着かせるために避けるのが伝統的なルール。こうした制約を守ることで、素材そのものがもつ自然でやさしい旨味が引き立ちます。
初心者でも失敗しない「味の決め手」
- だしは水出しで手軽に
- 素材の旨味を活かす工夫
忙しいときは、昆布を水に浸すだけの「水出し」や干ししいたけの戻し汁を使えば、手軽にだしが取れます。五葷を使わない精進料理は、素材本来の風味が際立つのが魅力。しょうゆだけでなく、塩こんぶの塩気やごまの香ばしさをプラスすればコクが増し、物足りなさを感じない大満足の仕上がりになりますよ。
無理のない配膳で「一汁三菜」から
- 基本は「一汁三菜」でOK
精進料理の配膳は本来、汁物ひと品と5つの副菜で構成する「一汁五菜」が格式高いとされます。しかしご家庭では、汁物ひと品に3つの副菜を添える「一汁三菜」で十分!季節の野菜を3種類選ぶだけで彩りよく食卓が華やぎ、手軽に心温まるお供えが完成します。無理のない配膳で気軽に取り入れましょう。
精進料理について詳しくはこちら▼
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迷わない!お盆の精進料理献立の立て方
お盆の行事や親戚の対応で忙しい中、「一汁五菜」をすべて手作りするのは至難の業です。そこでおすすめなのが、メインひと品+副菜2〜3品+汁物で完成させる「時短献立」。無理に品数を増やさず、作り置きできるおかずを組み合わせてスマートに準備しましょう。
前日から作れる!お盆におすすめの精進おかず
| 料理名 | 特徴 | 前日調理のメリット |
| 高野豆腐と夏野菜の煮物 | だしがじんわり 染み込むやさしい味わい | 冷やすことで旨味がより浸透し、 当日は味の染みたおいしさに |
| なすの煮浸し(ごま風味) | ごまの香ばしさで 満足感アップ | ひと晩置くと味が芯まで馴染み、 彩りもキレイに保てる |
| きゅうりと塩こんぶの和え物 | 塩こんぶの旨味で 「味薄」を一発解消 | 水気を軽く切って和えておくだけで、 当日は味がピシッと決まる |
| かぼちゃの豆腐そぼろ煮 | 見栄えもよくメイン になる大満足の一品 | 前日に煮込んでおけば、当日は 温め直すだけでホクホクに |
お盆の当日は行事や準備で何かとバタバタしがちです。煮物や漬物は前日に仕込んで味を馴染ませておけば、当日は盛り付けるだけで立派な精進料理が完成。味がじっくり染みておいしくなるうえ、当日の負担も一気に軽くなりますよ。
「一汁五菜」の精進料理献立レシピ案
枝豆と塩こんぶの炊き込みごはんを主食に、汁物にはレタスとミニトマトのみそ汁を用意。おかずにはたくあんとごぼうのきんぴら、黒ごま豆腐、さつまいもの天ぷら、高野豆腐の煮物、かぼちゃと小豆のいとこ煮を合わせて「一汁五菜」の献立を作ります。
かぼちゃの黄色や枝豆の緑色が鮮やかで、黒ごま豆腐の黒色が全体を引き締めますよ。一般的には一汁五菜の数に漬物は含みません。用意しなくても問題なので、お好みで調整してくださいね。
かぼちゃの黄色や枝豆の緑色が鮮やかで、黒ごま豆腐の黒色が全体を引き締めますよ。一般的には一汁五菜の数に漬物は含みません。用意しなくても問題なので、お好みで調整してくださいね。
枝豆と塩こんぶの炊き込みごはん
材料を炊飯器に入れるだけの簡単レシピ。塩こんぶの旨味と枝豆の甘みがおいしく、お供えにも映えるひと品です。我が家でもお盆当日の朝は忙しいため、前夜にお米と塩こんぶをセットして朝一番に炊き上げています。炊き上がりに解凍した枝豆を混ぜ込むだけで彩りよく仕上がり、冷めてもおいしいので作り置きにも重宝していますよ。華やかな見た目が食卓を彩ります。
白だしは厳密には精進料理に向かない調味料です。気になる場合は昆布だしにしょうゆとみりん、砂糖を加えて代用してくださいね。
白だしは厳密には精進料理に向かない調味料です。気になる場合は昆布だしにしょうゆとみりん、砂糖を加えて代用してくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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