琥珀糖の味付け・見た目のバリエーション

Photo by Raico

琥珀糖の色付けは、食用色素以外でもOKです。かき氷シロップ、果物や野菜のピューレ、バタフライピーやローズヒップなどのハーブティー、紅茶や抹茶なども使えます。

フルーツシロップやジャム、ワイン、リキュールを使うと、味付けもアレンジ可能です。ただ加えすぎると固まりにくくなるため、少量を加えるようにしてください。

またカットの仕方を変えても、雰囲気が変わります。型抜きしたり果物の果肉を加えたりすると、琥珀糖の見た目がかわいくなりますよ。

よくある質問

グラニュー糖以外の砂糖で作れる?

上白糖でも同量で置き換えて作れます。ねっとりした甘味になり、煮詰めるときに焦げやすいので気をつけましょう。茶褐色で特有の風味がある三温糖やきび砂糖は、着色や味付けがしにくく不向きです。

早く乾燥させる方法は?

間隔を開けて琥珀糖を並べ、湿気が少なく風通しのよい場所に置きましょう。扇風機やサーキュレーターで弱い風を当てたり、フードドライヤー(食品乾燥機)を使ったりすると、早く乾燥させることができます。オーブンの発酵モード(40℃程度)で、1時間ほど入れて乾燥させてもよいでしょう。

琥珀糖の保存方法は?

しっかりと乾燥させてから保存します。高温多湿の場所を避け、ふた付きの容器に入れて暑すぎない場所で保存しましょう。

保存容器に入れて冷凍すると、1か月ほど保存できます。ただし冷蔵庫での保存はNG。水滴がついてカビが生え、傷みやすくなります。

見て食べておいしい!食べられる宝石「琥珀糖」に挑戦

表面がシャリッと、中はグミのような食感がおもしろい琥珀糖。材料や作り方はシンプルなので、気軽に挑戦できます。よく乾燥させるのがポイント。糖度が高いので、意外と日持ちしますよ。

見た目がよいので、プレゼントにもぴったり。食べられる宝石と呼ばれる伝統的な和菓子「琥珀糖」を、ぜひ作ってみてくださいね。

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